暖雪 3月10日のお勤め
昼前から降雪。時々激しく吹雪く。
本日は兼務寺院で留守番の日。
本堂の前にある寺務所にいると時々本堂が霞むほど激しく吹雪いた。
早々に留守番を切り上げて山寺に戻る。境内の向かいの鹿原公園に行くと梢に積もった雪が桜の花のように見えた。
立春を過ぎてからの雪を「暖雪」と表現するような気がしたが私の勘違いでそんな言葉はなかった。意外なことに桜の花びらのことを暖雪と呼ぶことがあるようで面白い。
- 作者: 花咲アキラ,雁屋哲
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/01/01
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【「美味しんぼ」の3巻に「暖雪」という和菓子が出てくる】
本日は東京大空襲の日である。
最近、産経紙の1面は東京大空襲関連の記事が載っていたが東京への空襲は100回にも及んだという。無辜の市民が徹底した都市爆撃の標的にされたことは語り継ぐべきだろう。
未だに東京大空襲の慰霊碑が無いと書かれてあって意外でもあり驚きでもあった。
兼務寺院についてから本堂で「理趣経」でお勤めをして戦没された方々へのささやかな供養の志とさせて頂いた。
ここ数年、舞鶴は引き揚げの町として大々的に喧伝されているが本土の土を踏むことなく亡くなった未帰還の方々の供養こそが大切だと思うのであるが行政に供養というようなことを望むのは難しいことなのだろうが残念なことだ。
山寺から帰りにはもう雪はやみはじめていた。
兼務寺院の麓は一面が白色で覆われた風景になっていた。
時々青空が見えたが、五老ヵ岳からの眺望はさぞ綺麗だったにちがいない。
道端のクロッカスやフキノトウに雪が積もっていた。
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