陽春 花粉症のツボ

陽春の気候となり一気に梅が咲き始めた。

今日は足元に沢山のスミレが咲いているのを見つけてちょっと得した気分になった。

母や妻はもうウグイスの声を聴いたというのだが私はまだ聴いていない。

野鳥といえば境内のあちこちでよく似た鳥の巣を見かける。

【左側の巣も底部から見ると緑色の苔に覆われている】

10センチに満たない円形の巣で、内側にはシュロの繊維を使っていて、外側は緑の苔で覆われている。違う場所にあっても素材が同じなのが面白い。図鑑で見たメジロの巣によく似ているが自信はない。

昨日は春のような気候の中を車で走っていて気分がよくなり窓を開けて風を入れたら急に大きなクシャミが出た。花粉が随分飛んでいたらしい。この時期、花粉症のような症状が時折でるが深刻な方々にくらべれば可愛いものだろう。

本日は彼岸の入り。西国観音霊場である松尾寺の彼岸法要に出仕。法要は中日まで続く。

花粉症に悩む方はとても多いが、薬ではなく鍼灸や気功のようなもので治れば一番良いと思っている。

鼻水など鼻炎系の症状の場合後頭部の“盆の窪”周辺のコリをマッサージすると良く効くようである。鼻炎的な症状で困っておられる方は一度試されてはどうだろうか。

気功治療の実践

　以前買った片野貴夫「[増補・改訂]気功治療の実践」（潮文社）という本を拾い読みしている。

気功の観点から花粉症について書かれてあって面白い。（花粉症について買いてあるのは「増補・改訂」版のみ）

鼻には小腸、胃、大腸の経絡（ツボのネットワークのようなもの）が流れていて、いずれかの経絡に気が上がりすぎると鼻が過敏になるのだという。花粉症に効くツボについても詳しく述べられているが、ネットで少し調べても花粉症に効くツボというのはたくさん見つかる。今年は花粉症のツボについて少し勉強してみようと思っている。

　　　
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