眼のチカチカを無くすソフト　弥勒様と9秒台

朝から降雨。

時々雨が弱くなると野鳥の声が聞えた。

ウグイスが頻りに鳴いていて、雨垂れの音とウグイスの声の取り合わせが心地よい。

市内の桜が満開との便り。

境内周辺の桜も満開である。

天候不順なのが恨めしい。

本日は兼務寺院の春の法要と檀家総会。

法要で幾体か塔婆供養を頼まれたのだが施主さんの御名前や屋号を読み上げるときに読めないものがあったので焦った…メチャメチャ焦った。

何事も準備が肝心とキモに銘じました…

これほど日常生活にパソコンが普及するとパソコンによる眼精疲労というのはバカにならないものがある。

ワードで文章を作ることが多いが、画面の両端は無地なので画面の３、４割は全く使用しないスペースである。両脇に本などを置いて実際に作業する画面だけ眼に入るようにしているこれは案外よいのではないかと思う。

キーボードを無線式にしてパソコンと少し距離をおいたのも身体が冷えにくくなるなどいろんな効能があったが、仕事の合間についついネットを漂流して…気がつくと時間が経つているというのはなかなか治らないものである。

パソコンのブルーライトカット“f.lux”というフリーソフトが良いという情報を教えて頂いたので早速インストール。

ブルーライトというのは太陽光にも含まれていて、夜にパソコンを見ることで睡眠障害の要因になっているという指摘もある。睡眠障害とまでいかなくても夜にパソコンを見るとやはり眼にも脳にも負担がかかるのが実感できる。

ソフトをインストールすると…

突然淡い黄色がかったセピアっぽい？画面が現れてびっくり！

もっとも慣れればどうということはない。しかも日照時間に合わせて画面の濃度が変るという仕組みでなかなかきめ細かい。

関心がおありの方は是非お試しを。

ニュースで日本人が10秒の壁を破るか…スプリンター桐生選手の報道を見ていたら、最近どこかで見た名前だなだと思いあたった。

先日読んだ甲野善紀氏と松村卓氏の対談『「筋肉」よりも「骨」を使え』に取り上げられていたのだ。

松村氏は陸上短距離の走者として活躍後、スポーツトレーナーに転進され筋肉ではなく骨を活用するストレッチやランニング方法でアスリートの指導あたっておられて、その生徒の1人が桐生選手なのだという。

骨ストレッチは親指と小指で骨の突起部を押さえる。親指と小指を使うというのは奈良中宮寺の弥勒菩薩半跏像の指の形からヒントを得たという。

飛鳥時代の弥勒様がヒントになって日本人スプリンターが活躍…なんとも楽しいニュースである。

　　　
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