リンゴの樹にバナナをならせる方法
本日も好日なり。
朝から頻りにウグイスの声を聞く。
寝床の中でウグイスを聞いたりすると贅沢の極みだと感じる。
極楽、極楽…
昨日、妻が参道で木から落ちた鳥の巣と雛を見つけた。
鳥種は不明だが灰色と白のまだらで親指くらいの大きさである。
(鳥に詳しい妻によればオナガではないかとのこと)
妻は小さな虫を捕まえてきて雛に食べさそうと試みるが食べる気配がない。
試しに参道に雛の入った紙箱を置いてみたら、2匹の成鳥がやってきて懸命に餌を与え始めた。
親というのは有り難いものである。
小鳥にすれば人間というのは何百倍も大きいはずだが、危険を冒してでも子供に気持ちを向けるというのは本能の部分が大きいとはいえ尊敬に値する。
娘が巨人にさらわれたら自分はどうするだろうか…
- 作者: 諫山創
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午前中は市内の小学校から見学1件。総勢53名。学年は5年生である。
小学生なので話を聞いてもらうのは30分くらいが限度かと思っていたのだが、歴史好きの生徒さんが何人かおられて“食いつき”がよかったので調子にのって1時間ほど話をする。
「皆さんも舞鶴の歴史について調べてみてください」と言ったら…
「ハイ、ググります」
という答えが返ってきた。
イマドキだ…
午後から勉強会に参加の為に上京する。
山の手線が新宿駅を通過すると大きな看板が見えた。
『ひざまくらみみかき』
こんなのが商売になるとは…
娘よ、父は今、大都会に来ているぞ…
というわけで都内のネットカフェにて更新中である。
訪米中の安倍首相のジョークが報道されていたが、なかなか達者なものだ。
【関連記事】http://www.afpbb.com/articles/-/3046884
安倍首相は27日(現地時間)にハーバード大学ケネディ行政大学院で講演し、旧日本軍の慰安婦問題に関する質問を受けると、「人身売買(human trafficking)の犠牲となって筆舌に尽くしがたい思いをした方々のことを思うと、今も私は胸が痛い」と述べた。
安倍首相(日本政府)は慰安婦問題については外交のネックとしてどのような表現を使うか熟慮しているはずだ。
「人身売買(human trafficking)の犠牲」という表現は「強制連行」と同じようでいてニュアンスが少し違う。
「人身売買」ならアメリカがアフリカ大陸から拉致してきた黒人奴隷というのは正真正銘の巨大な人身売買(human trafficking)とならないか…
韓国はアメリカでの受けを考えて「慰安婦」を「性奴隷」という表現にシフトしつつある。
それに対しするカウンターが多分「人身売買」なのだろう。
なかなか高等な戦術である(笑)
そもそも韓国政府自身が実は強制連行はなかったことを十分認識している節がある。
【関連記事】http://www.recordchina.co.jp/a106352.html
外交とはしたたかなものだと思う。
嘘つきの政治家は嫌だが他国のプロパガンダに簡単に屈する政治家はそれ以下である。
リンゴの樹にバナナはならない?そんなことはない。
「ウチのリンゴの樹にはバナナがなったんです!」
「私はまさにそのバナナを食べました!」
と何十年か強行に主張しつづければ多分賛同者や利害の一致するパートナーが現れるはずだ。
間違いなくリンゴの樹にバナナはなるのである。
【お断り】
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皆様良き休日をお過ごしくださいませ。
ブログ坊 九拝
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