本件の担当者　多治見の永保寺　大王わさび農場

多数の神社仏閣を騒がせた油撒き事件もようやく犯人らしき人物が特定され終息に向かう見通しである。

先日は（遅ればせながら？）地元の教育委員会や警察、文化庁などから警備を強化するようにとの通達が届いた。

警察からの通達で本件担当は…

警察庁生活安全局　

生活経済対策管理官付企画課　

生活安全企画課個別防犯係　

地域課企画係

という名称がズラッと並んでいたが包含関係がイマイチ不明であった。

「企画」という言葉遣いも独特のものがある。

「企画」って…(苦笑）

さらに文化庁の「連絡先」は…

『文化庁文化財部伝統文化課文化財保護調整室　室長補佐○○』

となっていた…（脱力）

昨晩遅く、地元仏教会の団体参拝より帰山。

備忘の為、簡単に旅程を記す。

【国の名勝である永保寺庭園】

第1日目（6月8日）。多治見の虎渓山永保寺参拝。天気良好なり。

岐阜の多治見にある永保寺は臨済宗の名刹である。

バスが到着すると塔中寺院の御住職が出迎えてくださり名勝の庭園、伽藍（観音堂、開山堂）の丁寧な説明を受ける。観音堂ではお勤め。

【巨大な陶製の灯篭。多治見は陶器の名産地でもある。】

【上から見ると“心”字に見える石】

多治見といえば40．9度という猛暑を記録した場所である。

（バスガイドさんもこの多治見で暑さのために倒れたことがあるとのこと）

御住職いわく

「40.９度というのは“始終苦しい”」

なるほど…（笑）

方丈にて精進料理（仕出）を頂く。

天井絵のある120畳敷きはあろうかという大方丈で、雲水さんに給仕をして頂いた。

なかなか得がたい経験で印象に残りました。

　安曇野の「わさび大王農園」に立ち寄りの後ホテルへ。

この農園は黒澤明の「夢」が撮影された場所である。

緑鮮やかな梅花藻（ばいかも）のゆれる川の美しい佇まいが忘れられない。

【わさび栽培は想像を絶する規模である。栽培に使う湧水は1日12万トンとのこと】

黒澤明の「夢」は夏目漱石の「夢十夜」にヒントを製作されたオムニバス映画である。

この農場で撮影された最終話では名優笠智衆の演技が印象的であったが現地を見ることができて嬉しかった。

宿泊は標高800メートルの高所にあるホテルアンビエント。

（明日に続く）

　　
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