珍味 憎い嫁 ブラピ対ゴジラ 


本日は雨天。




妻が昨年、青梅とお酢、ザラメを漬けて梅シロップを作った。
このシロップを時々、サイダーなどで割って飲むがかなりイケル。



本日は梅シロップを漬けた後の梅を食べたがこれがなかなかオツな味である。













先日の信州安曇野旅行で「肉らしい豆な嫁」というのを買った。




これは何かというと豆から作った植物タンパクなのである。




時々、道の駅でも見かけるからあちこちで売られているのだろう。



これにから揚げ粉をつけて揚げると…



味も食感もまんま鳥のから揚げです(笑)





以前、本山の後輩たちにこの「肉らしい豆な嫁」差し入れで10袋ほど送った。



修行時代は厳格な菜食だが植物タンパクのこの製品なら良いと思ったのであるが、本山の“検閲”でひっかかったらしい。



差し入れすると必ず礼状が届くのだが礼状が届かなかったのである。
誰の口に入ったのやら…





金曜日といえば「クレヨンしんちゃん」。




たまに子供に付き合って観るがオープニングで、



「色即是空」という文字が出る。



絶対に使い方を間違っている。




だって…


しんのすけが綺麗なお姉さんと空を飛んでいるときに「色即是空」という文字が現れるのである。




「色」は綺麗なおねえさんのことじゃありませんから。




。色事が空しいという意味でもないですからね。





仏教用語としての「色」(サンスクリット語で「ルーパ」)は肉体または物質のことをさす。




それらが“空”であることを説くのが「色即是空」である。





「是」は英語のbe動詞に近い使い方だから『色=空』といったところか。







昨日、公民館での法話も無事終ったが、講演の前に景気づけに「フューリー」を観て、講演が終ってからは「GODZILLA ゴジラ」を観た。




※【注意】以下、両映画に関するネタバレあります







ブラット・ピット「フューリー」




戦争映画としてみると、陣地攻略、対戦車線、SS大隊との戦いなど戦車の内部や戦車を駆使した戦闘の描写も良い。




最近のCGを使った戦闘シーンはすごい。




特に機関銃で撃たれるというのがどれほど恐ろしいことかというのは伝わってくる。





中盤で出てくるタイガー戦車は貴重は実物なのだという。
動くタイガー戦車というのは貴重な映像だろう、





最期のSS大隊との戦闘は黒澤明の「七人の侍」のようにもう少し敵の数を少なくして、両方の人間性が分かるようにすれば良かったと思うのだが。





いくらんでも動けない戦車が精鋭を何百人も倒すというのは無理がありすぎる。





GODZILLA ゴジラ





ゴジラの敵である「MUTO」(日本語の「武藤」に聞える)は良いデザインだと思います。



爬虫類、昆虫、鳥類などのイメージを統合して独特のものがある。




ただ…




怪獣達が余りに強すぎて人間はただ翻弄されるだけの存在なのである。




バランスがすごく悪い気がする。人間が刺身のツマ状態なのである。




人間がどんな困難や強敵に打ち勝つというご都合主義の映画が多いといえなくないが、人間が無力というのも観ていてすごく不全感がある。






それにしても改めて金子監督の「平成ガメラシリーズ」が本当に素晴らしいと思えてきた。



平成ガメラシリーズにあるワクワク感がこの映画にはないのである。




平成ガメラシリーズは怪獣映画として成立しながら人間ドラマとしても良かった、特に主演の女優さんがみな素敵だった。




GODZILLA ゴジラ」には何かが足りないのである。
それが何であるかはよく分からない。






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