竹製ジオテックドーム マクワウリ 二つの口を持つ男
午前中は境内の向かいの鹿原公園で竹製ジオテックドーム製作のお手伝い。
放置竹林を間伐してできた竹をを素材としてジオテックドームを作り、ゴーヤーとヒョウタンの苗をドームにはわせる予定。これも放置竹林対策PRの一環である。
午前中はあいにく雨模様で雨のなかでの作業はなかなか骨がおれた。
プレスも何社か取材に来たが、雨はいよいよ強くなって写真撮影もままならない。
鹿の増加が著しいが、鹿原公園にも大量の鹿の糞がおちている。
ドームにネットが掛けられているのは鹿に苗を食べられないようにするためである。
新芽や若い苗は鹿の大好物であるから防除が必要なのである。
庫裏の前に種子を撒いたコスモスの成長が遅いと思ったら、成長した分づつ鹿に食べられていたことが判明…
秋にコスモスが咲くのを毎年楽しみにしていたのだが、それも諦めるしかない。
【境内には鹿の食害による枝折れが無数にある】
夕刻は払い込み、届け物多数。
車を止めて歩いていると私を見かけた檀家さんから旬のマクワウリを頂く。
田舎道でであった檀家さんから旬の野菜や果物を頂くというのは
田舎の和尚のアルアルである。
ちなみに最近もらったのはサヤインゲン、キュウリ、スイカ、トマトなど。
最近、娘が…
「庫裏を二階建てにしてほしい」というので困っている。
三重塔があるんだから足して二で割ったら2階建てになるはず…と強弁するが聞き入れる気配はない。
さらに…
「イケメンの金持ちと結婚したい」
などという
父はね…
40過ぎるまで結婚など考えたことなかったのだよ。
とりあえず、
「なるほどお父さんにみたいな人物かね?」
ボケる父を
「お父さんはいーちばん最期」
と冷たく突き放す娘。
若い頃、日本語の研究というのを志した時期があったが
いっこく堂のモノマネのなかに「マ行バ行パ行」を腹話術でやるというのがあってびっくりしてしまった。
「マ行バ行パ行」はいずれも唇を開閉して発音する音であるから口を開かない腹話術では発音できないはずの音なのである。
いっこく堂氏は舌を上の歯茎の裏側につけるか、上唇を前歯より下げて、上唇の裏側につけて発声するのだという。つまり口のなかにもうひとつ口をつくるということなのだろうがその工夫研鑽は並大抵のものではない。
しかもいっこく堂氏はこうした腹話術を独学でマスターしたというのであるから大したものである。大いに感心してしまった。
【今日から7月。夕方の空が夏めいていた】
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