川遊び 「イコライザー」パンダの戦略
しばらく雨天が続いたが、本日午後は夏の陽気である。
娘の幼稚園の子供達が境内を流れる川へ遊びにやってきた。
水が浅く、幼い子供達が遊ぶにはもってこいなのである。
石を動かして蟹を見つけたりして大騒ぎである。
山からの水はまだ冷たかったが、子供達は山寺の自然を満喫して帰っていったようだった。
子供達の夏の日の良き思い出になりますように!
体調も順調に回復なんとか8割くらいまで戻ってきた。
4、5日前はダイレクトメールの封を切るのもツライ…という状態だったのである。
3つのお寺を兼務している関係で同じダイレクトメールが3通届いたりするのことがある。中には同じ会社から3回同じ内容のセールスを受けたこともある。そういう場合はさすがにうんざりする。
昔セールの仕事をしたこともあるのが、無碍にガッツリ断られるて心傷ついた経験が少なからずある。小心ものの私としてはあまりキツイことはいいたくないし、職業上、嘘もつきたくない。
電話で「御主人様ですか?」と聞かれて「留守番の者です」とか「受付の者です」というと大抵あっさり諦めてもらえる。ギリギリ嘘ではないということで…
最近、開発した技は…
「ここ…お寺ですよ!」と<驚いたように言う>
というのがある(笑)
日本人は空気を読むのでそういわれると自分が何か間違ったところにかけてしまった…みたいに勝手に電話を切られることが多い。
妻にこの話をしたら「奥様ですか?」と聞かれたら「いいえ、違います!」ときっぱり断るとのこと。私もこれくらいはっきり言えるようになりたいものだ。
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やる気のしないときはDVDでも見てダラダラ過ごす…というわけで
デンゼル・ワシントン主演「イコライザー」と「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版」を観た。
「イコライザー」…良かったですね。
(以下ネタバレありご注意!)
オープニングで主人公のアパートの中が写されて、不釣合いに本の多い家だということが分かる。後で知ったところでは主人公は不眠症という設定らしい。
不眠症の男が夜更けに場末のレストランで一杯のお茶を共にヘミングウェイを読む…この夜の空気がとてもいい。
頭を剃り上げたデンゼル・ワシントンはまるで修行僧のようである。
強い意志や目的をもって、一見静かに、そして実はタフに生きていくという役どころが実にハマる役者さんである。
ホームセンターで働く親父にして、前身はCIAのエージェント…そういう設定も他の役者ではなくこのデンゼル・ワシントンが演じると実にぴったりくる。
エンターテイメントの部分もわかり易い勧善懲悪だし、ストーリーも「タクシードライバー」と似ている気がするが暗くなりすぎず、明るくなりすぎずでバランスがとてもいいと思う。お閑な方は是非!
中国科学院動物研究所などの研究チームがパンダに関する調査結果を10日付の米科学誌「サイエンス」に発表している。
パンダは内臓の多くが想定されるより大幅に小さく、活発に動く時間も極短い。同じ体格の哺乳類と比較すると4割弱しか動かない。これはコアラを大幅に下回り。森林の樹上で暮らすミツユビナマケモノと同じ程度なのだという。
生物は生き残るということを至上命題として様々な戦略を持つ。
餌を獲得するために敏捷な身体や鋭い牙を手に入れた動物がいる一方、パンダは竹を常食とすることで四季の変動に関わらず、常緑の竹という自分の餌を手に入れることに成功した。パンダが竹をたべるようになった背景には氷河期などの寒冷な気候で餌を手に入れにくくなったという研究を読んだことがある。パンダは白と黒のツーとンカラーで一見目立ちそうだが、これも雪の多い寒冷期における保護色の効果があったらしい。
パンダが外見上いくら可愛くても血の滴る生肉を食べていてはイメージダウンだがその点パンダは竹が主食であるからぴったりである。
パンダはずんぐりしていて、あまり動かないイメージがあるが実際にナマケモノレベルの活動しかしないというのは少し驚きではあるが、納得した。竹が主食なら餌のために奔走する必要がない。そして敢えて動かないことで体力を消耗しないということなのだろう。
竹が主食で、ツートンの体色で、動きがにぶい…パンダは人間愛玩されるにはぴったりの条件をいくつももっているがこれはどうも偶然の結果らしい。
一度、中国の動物園でパンダをみたがゴロゴロして体が汚れまくっていて、あんまり可愛くなかった。案外可愛いパンダは日本に限るかもしれない。
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政治も経済も強くて、タフで、自己主張の強いものだけが1人勝ちする方向に向かいつつあるが、生物界には弱く、穏やかに生きるという戦略で生き残ったパンダのような動物がいることを考えると、今の人間はもっと幅広く多様性のあるモデルで未来を考えてもいいような気がする。
【昔のジュリーはとにかくかっこよかった。】
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