「赤道小町ドキッ」「天才 勝新太郎」 漫画のなかの仏教
昨晩、娘がしきりに眼を触っていて、よくみるとかなり充血していたので少し嫌な予感がしていたのだが。今朝起きると眼がパンパンに腫れている。結膜炎らしい。
何かに似ていると思ったら…
遮光器土偶の顔だった
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最近、80年代の歌をyoutubeで 聴いている。
ここ数日は山下久美子の「赤道小町ドキッ」が頭から離れない。
作曲は細野晴臣、ドラムス高橋幸宏、ギターとアレンジは大村憲司。
今聴いてもすごく惹かれるものがあるが困ったことに時々勝手に頭の中でなり始める。
昨日は炎暑のなか午前中法務2件。
1件はお墓での法要だったが炎天下で読経していると、汗が止まらなくなり、おまけに頭のなかで「赤道小町」が鳴り始めた。
昨夕は“ちやった祭り花火大会”。
妻も娘も恒例の花火大会を楽しみにしていたが、車を止める場所がないので私は送迎係り。図書館の横辺りに人が集まっていた。セレマの屋上でみたら綺麗に違いない。
- 作者: 春日太一
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本屋で「天才 勝新太郎」をパラ読みして思わず衝動買い。
しばらく前に「座頭市」シリーズの居合いの動画を観て、メチャクチャカッコイイと思ったのだが、偉大な映画スターの栄光と挫折、繊細さと粗暴さ、幸運と不幸が多くのインタビューをもとに巧みに再現されている。
文体も勝新太郎や彼をとりまく人々が眼の前にいるようようである。まるで1巻のドキュメンタリー映画を見るようである。その強烈な個性ゆえに多くのの人々の敬愛を受ける反面、黒澤明ら優れた映画人との疎遠がいくつもの大きなチャンスを失わせてしまう。そのことを差し引いても素晴らしいスターだったと思わずにいられない。思わずレンタルで「座頭市と用心棒」をリクエスト。
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- 作者: 桑田二郎
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マンガで読む観音経〈1 魂の目篇〉 (広済堂文庫―ヒューマン・セレクト)
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マンガ チベット死者の書 (講談社コミックス―スピリチュアルコミックシリーズ)
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最近、桑田二郎氏の作品を読み返して刺激を受け、これまで買った作品を取り出しては読んだり、新規に注文して取り寄せている。
本日、届いたのは「チベット死者の書」。「死者の書」を翻訳した筑波大の川崎信定氏の協力を得て「死者の書」の要点を氏の視点から綴ったもの。
経典の多くは、方便を以って書かれている。
その方便を読み違えると、経典がただ現世利益を説くように見えたり、現実を離れた非科学的な作り話に見える。
「般若心経」「観音経」には八正道、四聖諦、十二因縁といった仏教の根本命題が織り込まれ、巧みな方便によって人間の本質的在り方が説かれているというのが桑田氏の解釈である。
古来、宗教では比喩のような文学的装飾を以って語られることが多い。その真意につながるか…と少し興奮を覚えながら読んでいる。
「死者の書」の製作にに協力した川崎氏も後書きで漫画家の持つインスピレーションに本気で感心されているのが伝わってきた。
- 作者: 川崎信定
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