お講さん 殺陣 身体論

【鹿原公園のジオテックドーム。ゴーヤーは元気に成長中】




昨日は不動講という地元の信者さんの集いが行われた。(地元の方は「お講さん」と呼ばれる方も)




昔は講とよばれる組織(催事)が沢山あった。



多くの場合「観音講」、「不動講」のように神仏の名前が冠せられるものも多かった。
浄土真宗報恩講などもそのなかに入る。



「講」の由来は『講義』や『講読』の「講」であり、平安時代に仏典を講読・研究する僧の集団を指すものであった。後に仏典の講読を中心とする仏事を指すようになり、さらに各種の仏教儀式一般に「講」という名称をつけるようにもなった。




講では仏事だけではなく会食や振る舞いが行われることが多い。



娯楽のない時代には集まって飲食し、和合することが何よりの楽しみであり、またそのことによって地域のつながりも一層深められたに違いない。



当地の講ではこの時期に採れた野菜をお供え頂き、阿弥陀堂にてお勤めの後、庫裏で会食をする。



準備から終了まで約6時間。昔と変らぬ和やかな時間があった。


【お供えされた野菜の一部。大きなスイカは17キロもあった。】





最近、殺陣に関する動画をよくみている。





女優のクロエ・グレース・モリッツはデンゼル・ワシントン主演の「イコライザー」でも薄幸な売春婦を演じていて印象に残った。




老人と海

老人と海




不眠症という設定の主人公が24時間営業のレストランでヘミングウェイを読んで時間をつぶしているとカウンターにクロエ氏が座っている…場末のレストランの深夜という空気がとても良い。



そのクロエ・グレース・モリッツの出世作は「キック・アス」というヒーロー映画である。




クロエ・グレース・モリッツはアクションシーンの殆どを自分で演じていて高く評価された。





これを見て思い出したのは上戸彩主演「あずみ」の殺陣。
10代でこれだけの殺陣を演じられたら評価すべきだろう。





先日、読んだ「天才 勝新太郎」に近衛十四郎勝新太郎がお互いの持てる力をふりしぼって殺陣に臨む様子が描かれていた。




松形弘樹の父、近衛十四郎は剣豪役者として屈指の存在であり、その近藤十四郎勝新太郎座頭市がお互いの力を尽くして演じた場面も動画で見られる。





ゆがみを直す 整体学

ゆがみを直す 整体学




最近読んだ身体論の本2冊。



中島彰夫「足指をにぎるだけで腰とひざの痛みは消える!」
      


この本はタイトルで損をしている気がする。




「(簡単な)〜すればスゴイ効果」みたいな健康や身体に関する書籍が多いが、




著者は古武術家の甲野善紀氏のもとで長年研鑽をされ古武術への研鑽は30年にも及。








本書では足指の使い方を中心にしたワークによって体の使い方を根本から変えることを提唱されている。





歩くことが健康の基本としてウォーキングが勧められることが多いが、こうしたウォーキングについても一石を投じる内容。




宮川眞人「ゆがみを直す整体学」もとても良かった。


こちらも<背骨のゆがみが万病のモト>とか<骨盤を矯正して健康になりましょう>というような簡単な話ではなく、肩甲骨の連動など、身体と意識、内臓と骨格などの相互の影響が病気を作っていくことを実地の治療から分析されている。ベースにあるのは野口整体であると思われるが、非常に深い知見が含まれていると思う。




ゆがみを直す手段として骨盤や肩甲骨の体操にも触れられていて、形は簡単だが奥深い内容である。


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