舞鶴のカッパ STAND BY ME 読経健康法


終日雨模様。小雨が降る。






しっとりとした雨は心が穏やかになるようで心地よい。






本日は雨のなか長崎大学の水産科の実習で舞鶴に寄航しているという学生さん数名が拝観に見えた。





そんな船が寄航しているとは初耳だったので興味深かった。




数日、舞鶴に滞在されると言われたので景色のいい五老ケ岳をオススメしたがよく聞くとバスなどの公共交通機関で移動しての観光とのこと。




地元のバスもJRも本数が少ないので観光には不向きである。





大型客船へのおもてなしも良いが、こうした若い寄航者にも親切にしてあげたいものである。若い時に受けた親切は長く忘れないものである。











昨晩、地元の60代の男性とお話していたら、子供の頃、川に行くと「ガーロン」が出ると脅かされて怖かった…というお話をされたので興味深かった。内心、感動に近いものがあった。



なぜなら、カッパ(河童)の別名は「川太郎」であり、「川太郎」の訛りから生まれた異称が全国に分布するからである。



舞鶴の「ガーロン」も「川太郎」の転訛にちがいないと思ったのである。




地元舞鶴にもカッパが居たことに少し感動した。




この記事を書くにあたりWIKIで河童の記事を読んだら、九州では源氏に破れた平氏の霊魂が河童になって田畑を荒らしたり、人間を川に引きずり込んだりした…という記述があってこれも少し心に響いた。




河童というと頭に皿を載せた妖怪のイメージが強いが、どうも“川”とはこの世とあの世の境界であり、霊魂の集まる場所であったらしい。仏教でも川施餓鬼というものがあるが、そのことと関係があるかもしれないと思うのである。




河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)









先日、テレビで「STAND BY ME ドラえもん」を放映していたが、しずかちゃんのパパの言葉にグッときた。




幼い女の子を持つ知り合いの和尚さんも号泣した…と恥ずかしそうに語っておられた。



分かるなあ…




【関連記事】http://matome.naver.jp/odai/2138867185773693801








ヨガの指導者である龍村修さんの本をパラ読みしていたら「読経健康法」という項目があった。




要点を述べると、お経(般若心経)を読むことで吐く息が長くなり健康に良いというもの。





龍村氏はお坊さんが長生きである原因のひとつは読経であるかもしれない…と書いておられた。




お坊さんが長生きで健康であるというのは統計的に事実であるのかについては自信はないが、確かにお坊さんの生活というのは健康に良い要素がたくさんある気がする。






たしかに読経は呼吸法に通じるものがある。




気功治療の実践

気功治療の実践





気功家の片野貴夫さんも「般若心経」を繰り返し唱えることを健康法として勧めておられる。片野さんは「般若心経」を毎日30回唱えることを勧めておられる。



片野さんは読経による音波が口腔内を上昇して口蓋と脳の境にある蝶形骨を振動させ、蝶形骨の上にある間脳に刺激が入り、間脳の視床下部にある自律神経の中枢と、脳下垂体というホルモンの支配中枢を刺激し、病気を治すのではないかと言われている。





これはあくまで片野氏の考えた仮説であるが、このことは真言を唱えると心身に変化がおきることとどこかでリンクしているのかもしれない。その点はなかなか興味あるところである。





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