住職の髪が増えた理由 バトンリレー
幼稚園の運動会前夜…
プログラムの最後は年長の園児と父兄による親子のリレー。
毎回ちょっとしたお遊びを入れて盛り上がるが
今年は保護者会の役員なので何かやって盛り上げないと…と思案。
『忍者のコスプレでもして走ろうか…』と。
5年くらい前に仏教会の花祭りで購入した忍者の衣装を取り出してゴソゴソ点検していると…
天の声が聞えた
「キャラに合わないことはやめなさい。スベりますよ。」
その声を聞いてテンションがダダ下がりコスプレ中止。
妖怪ウォッチツチの「妖怪たいそう」も最前列のセンターで踊らないといけないし
閉会式では閉会の挨拶までしないといけないので
コスプレの思案して、閉会の挨拶の文面を考え、Youtubeで妖怪ウォッチの練習を終えたら午前3時…
妖怪の出そうな時間である(涙)
運動会当日。最終種目の親子リレー直前に待機していると1人の父兄が大きなダンボール箱をもってきた
中には色とりどりのカツラ…
みんなでこれをかぶるという。
何かして盛り上げないと…と思っているのは私だけではなかったのである。
私に渡されたのは
あろうことか
『リーゼント(のカツラ)』
住職は剃髪からリーゼントにして精一杯走りました。
カツラのおかげで最後のリレーは大いに盛り上がりプログラムは無事終了である。
親子のバトンリレーでは最初に子供が走者になり、父兄は自分の子供からバトンを手渡されるのだが
顔を真っ赤にして走る子供からバトンを手渡されるのは、感慨深いものがある。
幼稚園に入った頃は歩くのもおぼつかなかったのに…今はこんなに一生懸命走って私にバトンを渡そうとしてくれている(ウルウル)
人生というのは長い長いバトンリレーのようなものか。
私もまた自分の親から手渡れたバトンを持って懸命に走っている最中である。
子供に全てを託し、子供の手にバトンを手渡し、バトンを握って疾走する子供の背中にエールを送る日がいつかくるのだろうか。
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