芋ほり遠足　　住職の危険なコスプレ計画

一昨日は娘の幼稚園の芋ほり遠足。

幼稚園のすぐ近くにある畑を借りて、園児たちが春先に何百株ものサツマイモの苗を植えたのだが、いよいよ収穫である。

昨年、畑で食べた焼き芋の味が忘れられず、今年も参加する予定だったが、集合時間を勘違いして40分ほど遅刻。

車で畑に向かっていると遠目に白い煙が立ち上っているのが見える…

焼き芋が…終ってしまう！

大勢の子供達が参加したのであっという間に芋ほりを終え、焼き芋も食べ終わったらしい。

私はかろうじて焚き火の中に残っていた焼き芋のおすそ分けを頂いた。

畑で食べる焼き芋の味は最高である…

収穫されたサツマイモは幼稚園に持ち帰って園児さんにお土産としてわたされた。

先日、運動会が終ったが幼稚園の行事もだんだんと残り少なくなってきた。

卒園式まであと半年もないと思うと少し寂しい気がする。

確か8月頃だったと思うが、私にとってかなり衝撃だったことがある。

山門前で草刈機を使って草刈りをしていたら

誰かが私の横を歩いている気配がした。

ほんの数メートル横を猿がのんびり歩いているではないか。

猿はしばらく歩いて、近くの木陰に入りしばしたたずんでいた。

「暑いなあ…ちよっと木陰で一休み」

…って

人間様が怖くないのか…

文明の清華である？草刈機の爆音が気にならないのか…

私の存在が草刈機と共に完全に無視されていることにかなりのシヨックを覚えた。

おまけに最近は猿対策のロケット花火もだんだんと効力がなくなってきた。猿はロケット花火など全然怖くなくなっているらしい…

どうしたものかと思っていたら…

猿は「猟師の姿を見ただけで逃げる」というのを以前から聞いていたのを思い出した。

いっそのこと

＜猿にとって最も危険は存在＞＝＜猟師さん＞のコスプレはどうか？

という結論に達した。

密林で購入した600円のオレンジ色の帽子、400円のオレンジのベスト、だいぶ前に購入してすぐに作動不良になってしまった故障中のエアガン。

これでどう見ても、いや少なくとも猿が見たら猟師さんに見えるはず…

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