大寒 「真田丸」余話

  




本日は大寒



朝から雪、みぞれ、雨が降る。




出先に娘を向かえに行くと長靴が無い…とのこと。



かわりに同じキャラクターのピンクの長靴が残っていた。



「なんできちんと名前を書いておかないのか!?」

と怒ろうとしてふと…



雪の日の法要で檀家さんの長靴を穿いて帰ってきたことを思いだしてトーンダウン…





ブログへのトラックバックは殆ど無いのだが、1年ぶりくらいにトラックバックが送信されてきたとおもったら…



般若経」「般若心経」について書いた記事にお笑いの「はんにゃ」の記事が…




般若 お面 コスチューム用小物 24cm

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大河ドラマ真田丸」が好調。




武田勝頼役の平岳大さんが素晴らしかったという声をよく聞く。



従容として武田家の滅亡に運命をゆだねる様子が潔くも哀しい。





勝頼はこれまで名門武田家の滅亡を招いた暗愚な人物として描かれることが多かったから脚本の眼のつけどころが良い。








勝頼を裏切ったのが温水洋一氏の演じる小山田茂信という家臣。
その居城は岩殿城である。




ドラマを観ながら



「『岩殿城』という言葉をどこかで聞いた…」



とずっとモヤモヤしていたのだが…ようやく判明。




去年の夏に買った大和田哲男「戦国の城」(学研M文庫)の第1ページに岩殿城のイラストが掲載されていたのでる。




戦国の城 (学研新書)

戦国の城 (学研新書)







『岩殿』とは良くも名づけたり…凄い固城である。
巨大な岩塊の上に城があるのである。







時代劇では城郭が本格的に取り上げれることは少ないが、
この素晴らしい固城をCGで再現して示してくれたら城好きは盛り上がるのだが。




一方、真田家が根拠としたのは岩櫃城だが、『岩櫃城 画像』で検索すると沢山の画像がみられる。
これがまた実に峻険な要害なのである。



甲斐という地名自体が『山間』を意味するという説があるが、甲斐にはこうした峻険な要害や山城が多数存在していたのだろう。





武田信玄にまつわる名城といえば高天神城が有名である。




武田信玄は元亀2年(1571年)徳川の城兵2000人の籠城する高天神城を2万の大群で攻略しようとして数日で諦めたといわれている。それほど難攻不落を誇った山城が高天神城なのである。



戦国屈指の名将武田信玄が落とせなかった高天神城をその数年後、勝頼は攻め落とすことに成功する。



その一事をもってしても勝頼は決して暗愚な将ではなかったといえるのではないかと思う。





今後の「真田丸」の展開がいよいよ楽しみだが、お城の存在をもっととりあげてほしいという歴史好きはきっと沢山いるに違いない。








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