小三治師匠 名医の健康法

 



産経紙に小三治師匠のインタビューが載っていて、
それを読んでいたら小三治師匠の落語が聴きたくなった。




○「意地くらべ」



井戸の茶碗」という好きな落語があるが、少し似ている気がした。




借金をめぐって自分の信条に嘘をつけないという強情な男の物語。



「自分に正直に生きる」という言葉もどこか死語に近いものがあるが、


それだけに小気味が良い噺である。


小三治師匠なマクラもとても面白いが、内容につながるマクラが心地よい。


聴き手はぐいぐい話しに引き入れられ、時々、絶妙な笑いが起こる。


そして登場人物の心情にいつの間にか共感し、愛着すら感じてしまう。





○「うどん屋



冬の情景の描写が素晴らしい。思わず背筋に冷気を感じるようである。



その冬景色のなかで一杯のあついうどんをすするという情景が眼に浮かぶ…というより自分もいつの間にか物語のなかで一杯のうどんを頂いているような温かい気持ちにさせてくれる。




「気・血・水」の流れが健康をつくる―「漢方の原則」で病気知らずに!

「気・血・水」の流れが健康をつくる―「漢方の原則」で病気知らずに!



○三浦於莬『「気・血・水」の流れが健康をつくる』



昨年、「国民のための名医ランキング」を購入し、<医師>とひとくくりにできないほど医師の見識や技術には大きな差があることを改めて感じた。



とにかく藪医者に当ると怖いなと(笑)





いろんな方のお話をうかがっていると明らかに医療の過誤で心身を傷つけられたという方にお出会いすることがる。


残念ながら名医の多くは大都市におられるので地方に暮らすということは本当の意味での高度な医療に接することが難しいというのが現実である。




昔から東洋医学に関心があるが、漢方の名医は大変に少ない。



「名医ランキング」のなかに掲載されていた数少ない漢方医である三浦於兔医師の本をブックオフインラインでみつけたので購入。



内容はオーソドックス。


食事、運動、生活環境、睡眠、ツボによる健康法などが述べられている。


全体的に入門的で穏当な内容で「和食を腹八分目」のような食事が身体にいい…みたいなことが沢山書いてありますが、ちよっと物足りない気がしないでもない。



年始年末は過食しがちだが、やはり腹八分目は大切である。




節食というのは誰でもできて、お金もかからない、そしてとても効果的な健康法であろう。ある意味で究極の健康法といえるかもしれない。





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