彼岸前 ゲジゲジ ヨガナンダの語録

 



もうじきお彼岸である。



春と秋にそれぞれ七日間にわたる彼岸の中日が春分の日秋分の日である。



昭和23年に定められた「国民の祝日に関する法律」によれば


春分の日は『自然をたたえ、生物をいつくしむ。』
秋分の日は『祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。』


という趣意になっていて興味深い。


仏教的には彼岸会として春秋の彼岸に先祖の供養を行う。


仏教が日本に伝来する以前の日本人の意識のなかには太陽や巨石に関する崇敬があったのではないかと考えている。


春分秋分の日は昼と夜の長さが同じになる特別な日であり、太陽崇拝との関係からこの日が特別な日とされたのではないかと思う。










事物の名称で仏教用語が語源になっているものが意外に多い。




ゲジ(ゲジゲジ)の語源は験者(ゲンジャ)からきているらしい。(異説あり)




ゲジがすばやく動くところが験者に似ておるとされたらしい。



ちなみにゲジは生物学的には


ゲジ目ゲジ科ゲジ


となるらしい。




パラマハンサ・ヨガナンダとの対話

パラマハンサ・ヨガナンダとの対話




前回の地獄極楽の話の続きだが、時々、読んでいる「パラマハンサ・ヨガナンダとの対話」のなかに次のような一節があった。本書は1952年に亡くなったヒンドゥー教の指導者であるヨガナンダの晩年の語録である。


「『あなたは救われていますか?』とどこにでもいるような典型的な墨子が、そう言って私に答えを迫ってきた。いったい何から救われるのかと私は訝りました。その時牧師は、私が偏狭な真理の押し売りに応じるそぶりを見せないのを見るや、怒りをあらわにして『おまえさんなど、地獄に堕ちるがよい!』と叫んだのです。
『これはどうしたことでしょう?そのうち私もそこへ行くかもしれませんが、牧師さん、あなたはもうすでにその中にいるではありませんか!』と、私は微笑みながら応じました。
 これは列車のなかで起きたことなのですが、周りの人々は非常に興味深く私たちの会話を聞いていました。私がそう答えると、その場はどっと笑いにつつまれたのです。」



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