卒園式 米兵たちの硫黄島 聖なる骨 

本日はお彼岸の中日。



気温がやや下がり肌寒い。夕刻より少雨。



午前中に幼稚園の卒園式があり、終了後に松尾寺の彼岸会に出仕。



彼岸会では法要の後、食事を頂くが食事はご辞退して幼稚園に戻ると謝恩会たけなわである。



ゆっくり皆さんと名残をおしむことができた。



本日は漆作家スーザン・ロスさんの講演会が福地山で開かれるので参加する予定だったが、彼岸会のしめくくりに行われる夕方の塔婆供養に間に合わないので断念。



卒園式では保護者を代表して謝辞を読ませて頂きよい思い出になった。



漆に魅せられて―日本人は世界のお兄さんであることを思い出して!

漆に魅せられて―日本人は世界のお兄さんであることを思い出して!








密林の古書で買った『歴史群像』(2006年12月号)。



特集が『米兵たちの硫黄島』だったのでひかれて買ったのだが、<アメリ海兵隊>と<栗林忠道硫黄島防御戦術>という記事も収録されており、記事同士の連携がなかなか心憎い。




先の大戦に学ぶことは大きい感じるし、何より史実を少しでも知ることが大切であろうと思う。




整体法―これが本当の骨盤の話 (Medical Life)

整体法―これが本当の骨盤の話 (Medical Life)




「整体法 これが本当の骨盤の話」(三樹書房)を再読。



掲載された体操を実際に行いながら読む。
整体指導を50年あまりにわたって続けてこられた著者の言葉には類書に無い重みがある。




骨盤と肩甲骨が人体で最大の関節構造であり、この2つの部位の可動性や循環が良好であることが健康であるためには大切な条件となる。



今回、眼からウロコだったのは仙骨から副交感神経が出ているという記述。



自律神経は交感神経と副交感神経からなるが体の治癒やリラックスに大きく関わるのは副交感神経だと考えられる。仙骨が副交感神経の急所であるというのは大変重要な指摘だろう。


念のため調べると副交感神経は仙骨と後頭部〜頚部の2箇所に集中しているようである。



自律神経が交感神経と副交感神経に分かれることは以前から知っていたが、その分布がこれほど集中しているというは盲点だった!



仙骨という名称も独特のものがある。


仙骨は英語で“ holy bone”と呼ばれることもあるので<仙>という漢字があてられたのだろう。<聖なる骨>とは言いえて妙である。但し非常にデリケートな場所なので強く刺激することは注意すべきだろう。



ヨガの修行法ではクンダリーニという根源的なエネルギーが仙骨下端の尾骨6;骨に存在し、このクンダリーニが覚醒することが解脱であるという考えも存在する。



ヨーガは仏教にとっても身体技法のインフラ的存在であったから仏教の古い層にはクンダリーニへの帰依があったはずである。軍荼利明王はクンダリーニに由来するとされる。軍荼利明王は一般には男像の明王として描かれるがインドでは女神であった。おそらくシャクティとの関わりなのだろうが詳細は良く分からないでいる。



気功のトレーニングでも意識を仙骨におくと独特の感覚がある。


仙骨というのは人体の急所中の急所なのだろうが実に興味深い存在である。






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