専用ダイヤル 草々の力
今月の市報を読んでいたら
『サルの追い払い専用電話』
という電話番号が書いてあった。
電話すると追い払い要員の方がかけつけ花火などでサルを威嚇するというシステムんおだという。
もっとも到着前にサルが逃げるか、追い払ってもしばらくしたらサルはまた戻ってくるのであまり実効性には乏しいとのこと…
娘が私の口のなかを見て
「お父さん、たくさん虫歯あるなあ」
「誰だって虫歯はあります」
「おじいちゃんは虫歯が1本も無いとゆうてはったで」
老僧は…
入れ歯なんですよ!
本日より6月。
梅雨の時節にであるにもかかわらず『水無月』とは不思議な気もするが
“無”字は連体詞「な」であり「水の月」というのが本来の呼び方あったという。
これからは一雨ごとに草木が勢いをます。
先日、美山の研究林をトレッキングしたが非常に荒廃した印象を受けた。
一抱えもあるような大木や大きな石が行く手を塞いでる箇所がいくつもあった。
草の乏しい地肌は雨のたびに大きく崩れているようだった。
その原因は鹿が大量の草木を食べつくすことあるように感じた。
何気なく見過ごしている草々が生えていることで土壌が守られ、それによって大きな樹木も、土壌を構成する岩石も安定しているということなのだろう。
特に斜面にあっては小さな草木が土壌の流出を防いでいるということが実感された。
最近、いよいよ自然というものが実に巧みなバランスによって維持されていることに感慨を覚えるようになった。
人間にとって価値があるとか無いとかではなく、草木も岩石も動物もそれらが存在し続けることで全体として持続的に維持発展しているということに感嘆せざるを得ない。
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