「遊星からの物体X」「空海」
本日も行政から熊の出没情報2件。どちらも山寺から車で10〜15分圏内である。
うち1件はS地区にある自衛隊官舎で熊2匹が目撃されたというもの。
全国的にも熊の出没や被害が報告されているが、それにしても連日のように熊の出没が報告されるというのはかってないことである。
兼務寺院の参道の途中に大きなU字カーブがあり、草が生えこんでいて視界が悪い。
草の壁の向こうから対向車が出てくるとヒヤリをさせられることもしばしばである。
本日はその地点を草刈することにした。
曇天で蒸し暑さもなく草刈に最高の日和である。
問題の箇所は傾斜地で、朽ちた雑木などが堆積したうえに雑草が生い茂っているので刈りにくいことはなはだしい。
場所によってはら腰まで草に埋まりながら草刈機を振るう。
ダニがいるんじゃないか?
マムシに咬まれないか?
スズメバチの巣がないか?…
心配の種がないわけではないがそこは蛮勇を奮うしかない。
3時間ほど刈ったらだんだん集中力が落ちてきたのでケガをしないうちに強制終了。
見通しは少し良くなったが、もう1回くらいは蛮勇を奮う必要がある。
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動画でジョン・カーペンターの「遊星からの物体X」の1シーンを観たら、CGに見慣れた眼には随分新鮮な映像に見えたので思わずネットでレンタルした。
これでもかというくらの凝りに凝った造形が素晴らしい。
細かいところでは怯えた犬が檻の網を咬み破って逃げようと必死にもがくシーンがあるが、あれはどうやって犬に演技をつけたか謎である(笑)
久々に80年代のSFを見て懐かしいものがこみ上げてきた。
同じくYoutubeで「空海の悟り」というタイトルを見つけた。
どんな凄い映像かと期待したら…
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男神と女神が抱合する曼荼羅世界が映像化されているのだが、関心の無い方にはサッパリ訳がわからない映像だろう(苦笑)
「遊星からの物体X」が1982年製作で「空海」はその2年後の1984年公開でほぼ同時期ある。
「空海」は空海入定1150年を記念して全真言宗青年連盟が全面的に後援して製作した映画である。
前売り券20万枚を公開前に完売して、その総額が20億とも24億ともいわれる。
- 作者: 正木 晃
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/09/15
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蔵書の整理していたら正木晃「読んで深まる、書いて堪能する般若理趣経」(PHP)が出てきた。面白くて手元に置いて時々読み返している。
簡潔にして要点を抑えた「理趣経」の解説、「理趣経」本文とその現代語訳という構成。
写経の部分もあるがオマケ程度である。
正味100ページほどだが実に中身が濃い。
「理趣経」の入門書としておススメの1冊である。
「理趣経」では全てが『清浄』である…と説かれている。
正木氏は「理趣経」研究の第一人者である松長友慶師の説を踏まえて『清浄』とは「自己と他者の区別を捨てた状態」こそが真の意味での『清浄』であるとする。
浅学には分かったようで分からない解釈だが、真言宗に学ぶものとして「理趣経」という経典を少しでも正しく感得、体得できるようになりたいと願っている。
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