選挙の言葉 トヨタのCM 200円の幸せ

石田純一氏が都知事選へ立候補の意向を表明』


って…なんなのかしらコレは…



ものすごい脱力感が…




いつの間にか社会に過当な競争が持ち込まれて誰もが厳しい生活を送っているときに、しっかり手腕を振るえないような人物はまず論外でしょ。





小池百合子氏については存じ上げないが



「ガケから飛び降りる覚悟で(立候補)」というのが気になる。



崖から飛び降りたら普通は死にますね…




言葉が雑な人には共感しにくいのである。



せめて「清水の舞台から飛び降りるつもり」と言ってほしかった。




まだまだ本命は出てきてそうにない。




雑な言葉といえば選挙に備えて町中に民進党のポスターが貼ってあって、今日よく見たら


「まず2/3をとらせないこと」



と書いてあった。



「まず」というのが随分と小さく書いてあったので気がつかなかったのが



「まず」という以上、その先は何なのだろうか…



今の民進党では


「とにかく2/3をとらせないこと」


ではないだろうか。


「まず」という言葉はその先のビジョンのある政党に使ってもらいたい。



やっぱり言葉が雑である。


さて選挙の結果はどうなりますか…










トヨタのCMがちょっと面白い。



ラップにはあまり興味がないのだが、言葉が韻を踏むというのは日本語の非常に深い感覚であると思うので、ラップのなかにそうした伝統が再生して欲しいものである。





本日は知人のボランティア活動のお手伝いで京都へ。



朝方、地下鉄の京都駅のホームのベンチでセブンイレブンで買ったコーヒーとおにぎりを食べているとなぜだかとても幸せな気持ちになった。



はて…



100円のおにぎりと100円のコーヒーでなぜこんなに幸せな気持ちになるのか…と考えた。




今朝は珍しく目覚めが爽快だったこと。


いつもは出発まで時間がないが時間の余裕があったので本日は少し座禅ができたこと。


京都までの長距離バスに乗ったら運転手さんが実に丁寧な応対だったこと…



そんなことが思い出された。




心は常に起伏があるが、幸福感やその反対のマイナスの感情といった様々な心のあり方も、場面ごとに完結しているようにみえて実は連続しているように感じている。



従って、心が一旦、マイナスに傾くとそれを取り返すことはなかなか難しい。




幸福感も不幸感もドミノ倒しのように連鎖し始めるからだ。




私が200円の朝食で幸せな気分になれたのは良い意味でのドミノ倒しがあったのだろう。



もちろんマイナスの感情によるドミノ倒しもしばしば経験する。


朝寝坊した
→あわてて支度して忘れ物をした
→忘れ物をして焦る
→仕事でミスが重なる
→気分が落ち込む





ストレス対策の方法としてコーピングという手法がある。


コーピングのひとつの方法は自分がストレスを感じた時にどうしたら気分を変えられるかというストレス対策の方法を沢山リスト化するというものである。そして自分がストレスを感じたときにそのストレスにあった対策をとる。


ストレスの解消法といっても様々で

「旅行に行く」といった大掛かりなものから
「コンビニでから揚げとビールを買って楽しむ」
でも良いのだという。


できれば100以上のストレス対策をリスト化すると良いとされる。


とにかく沢山のストレス対処法をリスト化することが有効であるといわれる。



当所はストレス対策をリスト化することがどれほど心の管理に有効か疑問だったのだが、


最近、ストレス対策をリスト化するという手法は実は大変に重要なメンタルトレーニングを含んでいることに気がついた。



一旦、マイナスのドミノ倒しが始まると、私たちはそのマイナスの流れのなかで自分の心を見失ってしまうことが往々にしてある。



ドミノが倒れているという見方ではなく、私たちは倒れるドミノそのものになってしまうからである。


一旦、ドミノになりきってしまうといよいよ気持ちを切り替えることが難しくなる。




だからこそストレス対策を考えることで自分がドミノ倒しのなかにいることを俯瞰し、その流れを止めるという意識をもつことができるのだと感じている。




私たちはストレスから逃れられない生活のなかにいるが、自分のストレスを俯瞰できる心を持つことで逞しく生きて生きたいものである。




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