湖北 観音の里
用件を無事終えて2時間ほど自由時間ができた。
その土地に行くまず観光マップを丹念に読む…
長浜の観光マップを読むが、いつもの癖で細かい地名に目がいく。
「大浦」などという聞いたことのある名前もある…
「上丹生」「下丹生」という地名があり丹生神社があることに気がついた。
<丹生>が私の関心のテーマなので、これはヒットである。
しかもすぐ近くに医王寺という寺院まである…
兼務寺院の山号が「医王山」でその後背地が「大丹生」である。このことと符号が感じられる。
「医王」という山号や寺院名は薬師系の寺院に多いが、長浜「医王寺」の本尊は観音菩薩と表記されてあった。
そういえば滋賀県といえば観音信仰で知られる。
さらに地図を眺めていると…
「向源寺」の名前を発見。
国宝の十一観音菩薩を本尊とする向源寺が長浜にあったことをすっかり失念していたのである。
向源寺の十一観音菩薩といえば数ある仏教美術のなかでも白眉とされる。
日本のあらゆる仏像のなかで一番に挙げる方もあるという仏像である。
数十万ある仏像彫刻のなかのベストオブベスト…
以前から是非1度拝観したいと思っていたのである。
丹生神社と医王寺はまたの機会にして向源寺へと車を走らせるが到着したときにはすでに閉門された後だった。残念…4時で完全閉門とは。
それにしても長浜の観光マップにはいろんな観光スポットが詳細に取り上げられているのに向源寺の詳細記事が無い…。電話番号も拝観時間の記載も無い。なんともったい…
しかたなく向源寺の隣にある「高月 観音の里 歴史民族資料館」へ。
観音信仰に関する全体像がつかめるのではないか…と思って尋ねたのだがやはり有益な知識を得ることができた。医王寺の本尊も映像でみることが出来た。
(以下明日以降に続く)
【資料館で頂いたマップには60体あまりの観音様の所在が記されてあった】
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