水飲みカラス 但熊のケーキ
三千世界の烏を殺し 主と朝寝がしてみたい
朝方5時頃、しきりにカラスが鳴いていた。
寝床のなかでカラスの鳴声を聞いていると、高杉晋作が作ったという都々逸の文句を思いだした。
うるさく鳴くカラスを殺してあなたとゆっくり朝寝がしたい…
粋ですな…
この都々逸ではカラス=<朝からうるさく鳴くもの> というのが前提になる。
普段の暮らしではカラスが朝からうるさいという印象はないが、江戸時代はカラスがもっと多かったのかもしれない。
カラスがあまりにうるさく鳴くので勝手口から出て様子を見に行くと、カラスが2羽寝室の近くから飛び立っていった。
千年ガヤの裏手にカラスの巣があり、つがいのカラスがいるがカラス夫婦の朝の語らいを邪魔したらしい。野暮なのは人間のほうだったわけである。
【ハシブトガラスが最も知能が高いらしい。公園の水道栓を自分で操作している。】
檀家さんのお宅で紅茶をご馳走になり、一緒に出して頂いたケーキが美味しかったので尋ねると豊岡にある「但熊弐号店」のシフォンケーキとのこと。
「但熊」というのは知る人ぞ知る卵かけご飯の専門店。TKGの聖地なのである。
弐号店は卵を使ったプリンやシフォンケーキのお店らしい。
豊岡方面に行った時は立ち寄りたいものである。
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ケーキを頂きながら登山経験の豊富な檀家さんからいろいろと興味深いお話を伺った。
この檀家さんは数々の名山を踏破されてブロッケン現象に遭遇されたこともあるという。
「ブロッケン現象 画像」で検索すると光背のような二重の円光のなかに影が映る不思議な写真が多数見つかった。
日本人には仏教的な連想が働くらしく「御来迎」、「仏の後光」、「御光」などの名称がある。
実際に見たらさぞかし心を打たれるに違いない。
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