夢のメダルラッシュ 無駄な抵抗 良き君主たれ
オリンピックが始まりようやく男子水泳の荻野公氏が最初の金メダルを手にした。
ネットのニュースでは見出しが省略されていて
「金 400メートル 個人メドレー」が…
「金400個メ」
となっていた…
金400個目?一瞬ギョッとした。
沢山のメダルが日本人の胸に輝きますように。
久しぶりの酷暑に喘いでいる。
普段着はユニクロのステテコ一択。
棚経に行くのに白衣を着たら何か違和感があってよく考えたらステテコをはいたままだった。半ば皮膚化している…
少しでも涼しくと考える。
少しだけ短めの白衣を着ると歩くと時に風が内側にはいって意外に涼しいことに気がついた(笑)
白衣の下に着る襦袢の代わりにユニクロのエアリズム(メッシュ・V字ネック)を着てみたり。
どれも無駄な抵抗か。
今年は格別に暑いのである。
最近、運動不足を自覚しているので午前中は娘と小学生の姪を連れてプールへ。
C地区にコミュニティセンターがあり立派なプールが併設されていて子供連れだと無料で使える。
なぜかその存在が殆ど広報されていないので貸切状態のこともあり「隠れ宿」ならぬ「隠れプール」として夏に子供をつれていくが、到着してみれば…
本日は定休日だったことが判明…
子供達は既に水着に着替えて泳ぐ気マンマンなのでしかたなく隣町のB公園のプールにつれて行く。
B公園のプールはスライダーがあったり流れるプールがあったりで設備はなかなか良いのだが係員にやたらと注意される。
プール内に何十も「××禁止」という張り紙がはってあって、出かけると必ず1回は注意指導を受ける。
今日も段差のあるところに座ってプールに足をつけていたら、そこには座っていけないとの指導を受ける(苦笑)
係員が赤いTシャツを着ているのと、やたらと禁止事項が多いので私はこのプールを「北朝鮮プール」と呼んでいる。
プールは夏休みの家族連れで多いに賑わっていた。
先月、某プールにいったときにくもりだったので油断したら剃髪した頭の皮が日焼けで剥けるという恐ろしい事態になったので今回は密林で買った安物のラッシュガードを着用。
やたらとデカいフードがついていてフードをかぶるとスターウォーズのジュダイの騎士みたいになったがおかげで日焼けは免れることができた。
少し運動して身体は少し元気をとりもどした。
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<身体と心>というのが長年のテーマだが、子供達をみているとよく笑い、よく遊ぶ、その姿に心地よさを覚える。
感覚器(五感)からの情報が脳に伝えられ、それにともなって体は運動器(筋肉、骨、間接)を動かす…
そんな説明がなされることが多いが、私は少し疑問を感じる。
子供達が身体を動かすひとつの理由は子供達の運動器から脳に対して情報が上げられているのではないだろうか?
健康な身体は<動きたい><動かせる>というメッセージを常に脳に伝え、脳はそのメッセージに突き動かされるように、身体を動かしているような気がする。
逆にいうと年老いて、固く、もろくなった身体は脳に対して<動きたくない><動けない>というメッセージを発しているような気がする。
少なくとも子供達の脳は民衆(感覚器や運動器)の声を聞かない専制君主ではなく、常に民衆の言葉に耳を傾ける良き君主なのではなだろうか?
大人になると社会や常識の強烈なバイアスのなかで自らの殻を作ってしまうし、またそういったものがなければ社会的な個人として成立しえないにちがいない。
体が走りたいといっているからといって仕事を放り投げて始める大人は居ないだろう。
私たちは常に体の欲求を無視し、抑圧して生きているのかもしれない。
同時にそのことによって社会に適応することで社会そのものに守られながら生きている。
但し時には体の内なる声に耳を傾けても良いのではないだろうか。
無心に遊ぶ子供達を見ながらそんなことを考えていた。
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