予告編を覚えていた映画
- 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
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高校生の頃までに見た映画というのはいろいろな形で記憶に残っている。
特に外国映画というのは田舎の子供にとって全くの異世界であり強烈な印象を受けたのだと思う。
映画館では本編の前に予告編が流されるが、暗い映画館の館内で見た予告編のなかには今でも覚えているものがある。
「ウォーリアーズ」というアメリカ映画もそのひとつ。
予告編であるからどんな映画だろう?…と期待がとても大きかったので今でも覚えているのだろう。
昨日調べると「ウォーリアーズ」の公開は1979年9月となっている。
同年公開された映画は
「悪魔が来たりて笛を吹く」
「オーメン2」
「龍の子太郎」
「エーゲ海に捧ぐ」
「Mr.Boo!インベーダー作戦」
「あゝ野麦峠」
「エイリアン」
「ドランクモンキー 酔拳」
「甦える金狼」
「がんばれ!!タブチくん!!」
「007 ムーンレイカー」
「ルパン三世 カリオストロの城」
「戦国自衛隊」
「マッドマックス」
どれも懐かしい作品ばかりだが、こうしてみると昔のほうが映画に元気があったような気がする。
数日前に地元のレンタルショップで見かけたので思わず借りてしまった。
ニューヨークに無数にある若きストリートキッズのグループのひとつである“ウォーリアーズ”がストリートキッズの大集会に参加する。
ストリートキッズといっていいのか町ごとに縄張りを持つ不良、愚連隊のような若者の集団が無数に居たという設定でこれがどこまで事実なのかわからない。
映画のなかでは「ニューヨークに警官は2万人しかいないが、俺達は6万人もいるんだぜ」みたいなこと言うがホンマかいな?(笑)
映画では地下鉄が重要な役割をするがどの車両もびっしり落書きされている。
その汚されっぷりがものすごくリアルな感じである。
多分、監督はこの汚れた車両に物語のリアリティを託したのはないだろうか。
カリスマ的な1人の男サイラスによってニューヨークのストリートキッズの大集会が開かれる。サイラスの演説によりニューヨークのストリートキッズ一大勢力として統合されるかにみえた刹那、サイラスは拳銃で撃たれ殺される。
ウォーリアーズはその犯人として濡れ衣を着せられ、無数のストリートキッズの集団からサイラスの仇として命を狙われる。ウォリアーズは自分の縄張りに帰りつくために必死の逃避行を始める…
襲ってくる他のチームがみんな揃いのユニフォームみたいな姿でこれが独特のファンタジーともホラーともつかない味わい。
出てくる20前後の若者が全員濃い…メチャメチャ濃い。
半端なく存在感のある人物ばかりである。
今見ると実に単純なストーリーで唖然とするが(笑)
暗い映画館のなかで妄想とともにこの映画に思いを馳せていた子供もいつのまにか人生の折り返し地点を過ぎてしまった。
人生は映画の如しか。
【wiki記事】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BA_(1979%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
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