川柳 お辞儀



シニアだが
リニアに乗るまで
生きてやる





サラリーマン川柳を読んで思わず笑ってしまった。




だが…



リニア新幹線も大事だが日本海沿岸を通る山陰新幹線も大切だと思う。




年内に北陸新幹線の伸線についての結論がでる。



敦賀ー大阪間のコスト試算では舞鶴経由のルートは最も投資効率が悪いことになるが、それはルートの終着を大阪にするからである。少しでも早く山口を終点とした山陰新幹線の開通を強く望む。



そうでないと日本海沿岸はどんどん下降の一途をたどるに違いない。









昔、随分熱心に取り組んだ太極拳を再開して半年ほどになる。




結局自分は何も出来ないし、何も分かっていなかったことを再確認しただけのような気もするのだが、良い機会を与えてもらったたと感謝している。




そして武術的な特別な“力”は長い、地道な訓練によるほかないということがよくわかった。




中国武術を“功夫”(カンフー)と表現することもあるが、“功夫”とは時間を意味することもあって全くその通りというほかない。



しばらく前に法事があって参加者のなかに親族の女の子(4歳くらい?)がいた。




父親が「ちゃんとご挨拶しなさい」とおだやかに促すと、女子は素直に上半身を曲げてお辞儀をしてくれた。



ごく当たり前の動作だが、私は心の中で叫び声をあげた。



私たち大人と何か本質的違う動きを見せられた気がしたのだ。



子供の体は大人の硬直した体と違って柔らかく、しなやかである。




だがそのお辞儀には何か身体が柔らかい以上の情報が含まれていた。




ただそれが何かは分からないでいる。



幼い子供の動きに時々ハッとさせられることがある。




私たちは努力や修練によって何かを得ようとしているが、それはもしかしたら間違いで実は余分なものを捨てて、もとの自分に還ることなのかもしれないと思うことがある。




女の子のお辞儀をみて思いがけず宿題をもらったような気分になったが、多分、そのことはこれからの太極拳のトレーニングとどこかでつながってくるような予感がしている。



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