理想の時間割 謎の玉手箱

 




娘が学校の授業が面白くないというのでどんな授業がいいのか尋ねてみた。


娘の答え…



1時間目 図工
2時間目 体育
3時間目 図工
4時間目 体育
5時間目 図工



…完全に勉強の苦手なタイプになりつつある。やれやれ…














日本人のなら誰もが知っている昔話に「浦島太郎」がある。


善良な行いで竜宮に招かれた主人公が故郷恋しさに立ち戻ると数百年の歳月が過ぎており、乙姫様にもらった玉手箱を開けると白い煙が立ち上り、浦島太郎は白髪の老人になってしまう…









この物語には幾つもの解釈が成り立つとされる。



漁に出て難破し、長い年月をへて故郷に帰ると家族らがとうに死に絶えていた…


という漁師の悲しい物語が下敷きになっているという説を読んだことがある。


航海技術の未熟な時代に難破し流離するという事態は多かったに違いない。







それにしても玉手箱から白い煙がでるというのは何を意味するのだろうか。



そもそも「玉手箱」というのはなんであろうか?



私は「玉手箱」とは「手箱」の美称であろうと考えていた。



「玉のような赤ん坊」という表現があるが、立派なこと指して「玉のよう」と表現する。




ならば「玉手箱」とは「立派な手箱」のことであると思っていたのだ。





最近観た記事には「玉手箱」とは「化粧箱」(小型の化粧箪笥?)と書かれてあって想像を刺激された。それまで私は文箱のようなものを想像していたからだ。




「化粧箱」とは女性が装身具など身の回りのものを入れるものなのだろう。



竜宮のやんごとなき乙姫様は手元にあった化粧箱に何を入れたのか…



浦島太郎は単に乙姫様に歓待されたというより浦島太郎と夫婦になっていたとすればどうだろうか?どうもそんな気がする…




<玉手箱=乙姫様のブービートラップ>説というのを思いついた。




故郷に戻った浦島太郎に新しい女性ができるとする。



これは乙姫様の想定内である。



その女性は浦島太郎の持っている化粧箱に関心を持つに違いない…



女性のことゆえ綺麗な化粧箱のなかにあるはずの高級な櫛などの品々を欲しがってこの箱を開けるに違いない…そして…



いくらなんでも考えすぎか(笑)



ここまで書いてみて、もうひとつの解釈を思いついた。




昔は別れ別れになる恋人に自分の身近な一品を託すという習慣があったのではないだろうか。




乙姫様は自分を思い出す“よすが”として「玉手箱」を浦島太郎に与えた。




これならば乙姫様が美しい化粧箱を浦島太郎に手渡した理由になるにちがない。。




似た例として昔は長く分かれる相手に自分の絵姿を渡すという行為が行われたようである。



(このことが多分「絵姿女房」という昔話につながったいったと考える)





乙姫様は形見として玉手箱を与えた…



では白い煙とは何か…ここで妄想は頓挫中である。



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