東京駅にて素菜ラーメン 山寺で銀ブラ

3日は思い立って上京し、お世話になった方々に新年のご挨拶をしてきました。



1月3日は新幹線の乗車率160パーセントと聞いたことがあり、案の定、指定席は満員でした。やれやれ東京駅まで自由席の通路に“お座り”かとおもいきや



意外にも自由席は空席があり最近必携のアイマスクのおかげで東京までぐっすり安眠することができました。



所用を済ませて帰路の新幹線の乗ろうとしたのですが、友人から



『新幹線の乗り場の近くに菜食のラーメン屋があるらしい』


と教えていただいたのを思い出しました。



素菜(肉魚を使用しない精進食)のラーメンというのはあまり聞いたことがありません。




探すこと5分、東海道新幹線改札そばにある京葉ストリートというエリアの外れで目的のお店を発見。


店名は


『T’sたんたん』



本店は自由が丘とのこと。


【公式】http://ts-restaurant.jp/



間口は狭いですが奥は意外に広い。



店内は北欧調の木製家具でしつらえた明るい印象。


時間がないので席に案内してくれた店員さんに「オススメは何ですか?」と尋ねると「白ゴマたんたん」と即答でしたので、『白ゴマたんたん』を注文。


お冷を頂きながら店内を見回すとほぼ満席。



あれっ…



10人以上の方がスマホを視ている=オーダーした料理待ち




つまり




10人以上がオーダーしたのにまだ料理が届いていない…



時間があまりないが大丈夫か?…



と心配になりましたが幸い10分ほどで注文した『白ゴマたんたん』が運ばれて着ました。



一体どんなお味なのか?…



【白ゴマたんたん画像】http://www.nre.co.jp/Portals/0/shop/tantan/



ゴマの濃厚な風味と動物性の素材を一切使わないダシの味がしっかりしています。



細麺との相性もよく、何よりゴマをベースにしたスープの味が本当に美味しかった。



坦々麺というのは香辛料が効いた料理ですが



トウガラシ味噌?のようなものが別添になっていて好きな辛さに調整できるのもグッド!



東京駅構内といえば栄枯盛衰の激しいエリアだと思いますが頑張ってほしいと思いました。



是非再訪したいお店です。



【公式サイト】http://ts-restaurant.jp/about/tantan/



仏教と精進料理は切り離せない関係にあります。



本日届いたお坊さん専門誌「月刊住職」。



相変わらず…


酒気帯び無免許運転僧侶逮捕』



みたいな記事が載っていてあまり一般の方には読んで欲しくない気もするのですが



もちろん住職にはタメになる記事も沢山載っております。




浅田ひろみさんという虎屋の社員の方が和菓子について寄稿されています。



虎屋といえば老舗中の老舗。
さすが虎屋というか浅田氏の役職は



『虎屋京都管理部文化事業課長』



…よくわかりませんが執筆など文化的な事業に携わっておられる方とのこと。



虎屋といえば羊羹。



羊羹というのは本来は羊肉を使った羹(あつもの)を精進料理にしたもの。


「羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」という故事成語があるように


本来は熱々のスープだったようです。


また「羊頭狗肉」という言葉が残っているように中国では羊肉が高級とされたようです。



本来の「羊羹」とはかなりのご馳走だったのでしょう。



羊肉を使った温かいスープがなぜ寒天で固めた甘いお菓子になったのかというといろいろと紆余曲折があったようです。



羊羹とは単なる羊の肉の料理ではなく特に羊の肝を使った料理との解説もあります。


そこらへんは調べはじめるとキリがないのでここらへんで…



【関連記事】http://www.tsujicho.com/oishii/recipe/j_food/tamate/atsumono.html








普段は輸入食料品店“ジュピター”のブレンドコーヒーを飲んでいるのですが



お正月3が日は珍しいもの美味しいものを頂くことにしているので今年はネットでコーヒーを購入。



1911年創業、銀座カフェーパウリスタのブランドである「森のコーヒー」のお試しセットを購入してみました。








バリスタの方が書かれているサイトの記事をみたのがきっかけです。






こういう場合基本はお試しセットですね。




こちらのお試しセットは送料無料に加え、そこそこのお値段のしそうなコーヒー用のキャニスター缶(単なるステンレスの缶ではなく内側には防湿用のパッキンが付属したもの)がセットになっています。



本体のコーヒーはブラジルの契約農園で生産した無農薬コーヒー180グラム。



トータルで1000円というお値段はかなりコスパ高しです。



ブラジルコーヒーというと苦いというイメージがあるのですが



コーヒーの味は苦味が突出することもなく、バランスが良いと思いました。



コーヒー好きな方は1度お試しされても損は無いかと思います。



2杯くらい飲むと何時間も体にコーヒーの余韻が残っていました。




アルコールとも違うコーヒーの余韻…



こういう感覚は久々なのでちょっと驚きです。





コーヒーのお供には昨年、奈良のお寺さんから頂いた和三盆のお干菓子『微笑』。奈良の老舗“萬々堂道則”さんのお菓子です。



箱だけでなく一粒一粒のお菓子の包装まで実に繊細な意匠がありお正月に頂くに相応しい素敵なお菓子でした。







銀座を逍遥することを「銀ブラ」といいますが、これは「銀座をブラブラすること」ですね?



ところがこのパウリスタのコーヒーの説明書には銀座にあった銀座カフェーパウリスタのブラジルコーヒーを飲むのが「銀ブラ」の語源と書いてあります。「銀ブラ」とはブラブラのブラではなくブラジルのブラからきているというのです。



もっともネットの調べるとこの<銀ブラ=「銀座でブラジルコーヒー」>という語源は否定されるむきもあるみたいです。事実はどうなんでしょうか…



今回は山寺で銀座のブラジルコーヒーを頂いて「銀ブラ」ということで。



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