偉大な冒険家たち 年中行事 オカマジュース 空手×太極拳


【2日前の境内】



毎日少しづつ雪かきをする。


気に入っていた花木が雪につぶされているのが痛々しい。


積もった雪にスコップを入れると地面近くは半透明になっている。地温が高いようである。


根雪にはならない見込み。



古代通史―古田武彦の物語る古代世界

古代通史―古田武彦の物語る古代世界

【古田史学のエッセンスが分かる】



青木洋さんは日本で初めて手作りヨットで世界一周を達成された冒険家である。



古代史を研究されている古田武彦氏は縄文人は太平洋を渡ることができたか?という疑問を青木氏たずねたところ青木氏は古代の日本人がアメリカ大陸に渡ったことを確信されているという。


なぜなら時速10キロにもなるという黒潮に乗るとアメリカ大陸に到達することは決して難しいことではないという。(太平洋をヨットで横断した冒険家たちは大抵3ヶ月前後でアメリカに到達している)



食料はというと魚が船に飛び込んでくるのでそれを食べることができる。
太平洋では餌をつけた釣り針をたらせば入れ喰いで魚がかかるという。


飲料水については定期的な雨が降るのでその雨水を器にためるという。


もし古代人が太平洋を横断していたとしたら日本海を渡るなど造作ももないことだったの違いない。


或いはフィリピンやインドネシアなど南アジアの国々との往来もかなり頻繁に行われていたのではあるまいか。



時代を遡れば遡るほど人間の移動範囲が狭いような錯覚に陥るが、文明の発達と人間の移動能力とは必ずしも比例しない。移動のスピードは文明に大きく左右されるが移動距離は必ずしも文明から決定的な影響を受けないのかもしれない。特に海洋民族という視点にたてばなおさらであろう。



私たちの祖先は偉大な冒険家だったのかもしれない…と思うととても楽しくはないだろうか。







本日は今月最後の年中行事。



海辺のM地区にでかけて年頭の祈念を行う。


地元の方はこの行事を大変大事にされていて、出かけると正装で迎えられる。


祈念が終った後は般若経の経本に入った経箱を持って裃をつけた子供が村の家を一軒づつ回る。


実に古式ゆかしい行事だが子供の数も減る一方でなかなか難しい問題が山積している。



村の集会所でお接待を受けるのだが、村内放送で「これからお経さんがまわられます…」とアナウンスが聞える。その感じがなんとものどかである。



例年、地元の方の手作りのお料理を頂くのだが、今年は作り手の方の親戚に不幸があったとのことで料理の作り手がおらず仕出のお弁当を頂く。



役員さんと懇談するうちに段々打ち解けて村のいろいろなお話を聞くのが実に楽しい。



こうした行事がこれからも受け継がれるようにと毎年のように願わずにはいられない。








テレビ番組でレポーターが野菜などの産地に出向いて、地元の方のレシピを教わる…みたいな番組があるが、とても美味しそうに思えてちよっと羨ましい。



図書館行ったら「農家が教える産地のイチおし旬レシピ」(農文協)という本を見つけたので思わず借りてしまった。

かなり思いつきみたいなレシピもあるが、実に理にかなって感心してしまうものもあった。


梅干の重しは最初は重く、時間が経つと軽くするのがコツとされる。


水を袋に入れたものを重しにすると時間があって梅から水分が出ると、塩分を含んだ水分よりも軽い重石が浮き上がり、重しが軽くなるとあって感心してしまった。


なかでも是非やってみたいとおもったのが『オカマ(お釜)ジュース』。


果実などと氷砂糖を炊飯器に入れて8〜10時間置くといろいろなシロップが簡単に作れるという。


これはとても美味しそうなので是非作ってみたい。


参考までにレシピの要点を記す。




○青梅1キロと氷砂糖700〜800グラムで10時間保温する
○ショウガ1キロと氷砂糖400グラムを8〜10時間保温する。
○ブルーベリージュー1キロと氷砂糖400グラムで7〜8時間保温する。
○カリン1キロ(ナタで青梅くらいの大きさに小さくする。皮にちかい果肉の部分)と氷砂糖400グラムで8〜10時間保温する。


特にカリンは喉に良いので是非作ってみたい。




なぜ空手は太極拳で強くなるのか (BUDO‐RA BOOKS)

なぜ空手は太極拳で強くなるのか (BUDO‐RA BOOKS)


池田武術の精髄 FULL-26 [DVD]

池田武術の精髄 FULL-26 [DVD]



先日、密林の古書で買った池田秀幸「なぜ空手は太極拳で強くなるのか」がとても良い内容だったので池田氏のDVD「池田武術の精髄」(フルコム)を購入。もちろんこちらも密林の古書である。



DVDは「なぜ空手は太極拳で強くなるのか」の内容に沿っていて、「なぜ空手は太極拳で強くなるのか」の動画版といったところ。文章だけでは分からないところも実によくわかる。本書に惹かれた方は買うべき。



沖縄空手と陳式太極拳についての内容が多いが、太極拳合気道、空手など武道全般にわたっての示唆を受ける内容である。



特に池田氏の重要な概念である<四呼間>という考え方は大変に重要だと感じる。



それは太極拳の根本の原理に通じるものであり、合気道でいう“合気”の解明につながるような気がしている。






【ピコ太郎流行ってますね…。こちらは国立劇場版?だれかお坊さんもやったらどうでしょうか?ペン→禅、アポオ→仏法くらいで(笑)】



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