柴咲コウさんのお経 


たまたまテレビをつけたらNHK大河「おんな城主直虎」をやっていました。




前作の「真田丸」が面白くて「おんな城主直虎」はあまり見る気がしなかったのですが、やはりさすが大河というか俳優さんも層が厚くついつい見てしまいます。


さすが大河の主人公だけあって柴崎さんの尼姿も実に様になっています。



ドラマの最後で出家である柴咲コウが「観音経」を唱えて故人を供養する場面があるのですが…



えっ…


と絶句してしました。



普段唱えている(聞いている)「観音経」とは似ても似つかないというか、未だかって聞いたことの無い歌のような節回しなのです。





主人公は禅宗のお坊さんですから真言宗には無い禅宗のお経の読み方なのか…


時代考証から得られた何か歴史的な意味があるのか…



とものすごく気になってモヤモヤしていたのですが調べたらすぐに分かりました。



柴咲コウさんの唱えておられる「観音経」は作曲家の菅野よう子さんがこの番組のために特別に作曲したのだということでした。



私のなかでは菅野よう子さんは「攻殻機動隊」のテーマの作曲者というイメージなのでですがそういわれて聞くとどこか似ているんで笑ってしまいます。音楽の知識が全然無いのでどこがどうとはいえないのですが。







以下の記事にはちゃんと柴咲コウさんの唱える「観音経」の動画が載っていますので関心のある方は聞かれてみてください。




【関連記事】http://www.nhk.or.jp/naotora/special/pickup06/



『このお経の節回し(メロディー)はドラマオリジナルのもので、臨済宗固有のものではありません』


と但し書きありです(笑)





「観音経」はいろいろな宗派で読まれているので臨済宗固有というのはやや不正確…とかもツッコミどころですが、何より番組のためにオリジナルなお経のメロディーを作るってどうなんでしょう。臨済宗固有というより仏教固有ですらない…やっぱりちょっとモヤモヤしてしまいました。




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