『月刊住職』 太極拳

 





ようやく4ヶ月余りの繁忙期に一区切りがついたかと思ったら、重大な事務処理のミスが判明し収拾に追われる…なかなか楽にならない(泣)


月刊住職 2017 1

月刊住職 2017 1



お坊さん専門誌『月刊住職』届く。


事務処理からの逃避でついつい読んでしまう。


『高齢檀家が境内で自動車事故』


人事に思えない…


法律相談で


『お説教カフェ』を催しtて僧侶の顔や発言がネットで拡散された責任はどうとるべきか?



みたいな質問がありイマドキである…




天台宗で出家された女性の噺家、露の団姫さんのコラムを毎回楽しみに読んでいる。団姫さんは落語のコンクールで新人賞をとられたとのこと。



受賞されたネタは「松山鏡」という古典落語だが、サゲにお坊さんが出てくるのでぴったりである(笑)


露の団姫さんの紹介されていた落語の小噺をひとつ。



とある美術館で、ご婦人が学芸員さんにいいました。
「あなた、これ、ルノアールよね」
「奥様、さようでございます」
「これも分かわ!このタッチ、モネよね?」
「さすが奥様!さようでございます!」
「あーら!これも分かるわ!このクチャクチャな描き方!これは、ピカソよね?」
「……いいえ奥様、そちら、鏡でございます」




最後にお坊さんは仏弟子の鏡たるべしという言葉で結ばれていた。なかなかの文才と感心賛嘆。




中川二三生師範 内勁の武術とは [DVD]

中川二三生師範 内勁の武術とは [DVD]



本夕は太極拳の日。


太極拳の代教を依頼されてもうじき1年あまりだが、人にものを教えるということにも慣れないし、そもそも太極拳が何かも未だ皆目わかっていない状態なので毎回冷や汗をかく。



それでもこうした機会を与えられたおかげで長年考えていた心と体、特に体の問題に取り組めるのはありがたいかぎり。



先日、密林の古書で中川二三生氏のDVDを購入。BABジャパンの「秘伝」誌で中川氏の記事を読んで実力のほどが感じられたのでDVDを購入したのだが、私のみるかぎり“やらせ”ではなく簡単に人を制しているのがすごい。



問題は、そうした実力をいかにして養うかという点だが、DVDのなかで紹介されているのはスワイショウや站椿(たんとう)など私たちが普段行っている太極拳の基本功が中心である。


そういった地道な努力をコツコツ続けていった先にしか本当の実力は得られないのだろう。長くて遠い道である…



站椿について調べていたら世界大会で金メダルを獲得した経歴をもつ武術家“いしいまゆみ”さんのブログに行き当たった。実に奥の深い内容である。そして上達のヒントになることがサラリと書いてあって感心賛嘆。


【関連記事】http://blog.minminkung-fu.com/?eid=44





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