早春　「阿・吽」 - 山寺のんびり日記

いよいよ春めいてきた。

境内を娘と散歩にいった妻が「とても気持ちがいい。体が元気を貰える」と。

新緑の季節にはまだ遠いがたしかに春の力のようなものを感じる。

【鹿にすっかり葉を食べられた南天。一見、何の植物か分からない】

【冬眠明けなのか蛇の死体が時々みつかる】

午後は久しぶりに作務を2時間ほど。

埋もれた排水溝から泥を上げたり、雪折れの倒木を切ったり、雪の重みで崩れた柵を補修したり…

やることはいくらでもある。

自然のなかで体を動かしていると力が湧いてくるような心地よさがある。

昨日はPCに突然「ウインドウズセキリュティの重要な警告」という表示が出て信用してしまい（消してもなかなか表示が消えない）指示されたフリーダイアルに連絡しかけたがこれが真っ赤な偽物であった。

ちょっとした動揺につけいるというのはオレオレ詐欺も一緒である。

しかし解せないのはセキュリティソフトも一応入れているし、特別ややこしいサイトを閲覧したわけでもないのにこうした表示がでたこと。謎だ…

コンビニで10年以上アルバイトしていたので、コンビ二には少し思い入れがある。

時々、コンビニに出かけると刺激をうける。ちょっとしたレフレッシュの場所である。

大抵、漫画雑誌を立ち読みするが、立ち読みは生活習慣病のようなものである。「空母いぶき」「ゴルゴ13」「刃牙道」などなど。

いつもコメントを頂くQ様から空海と最澄を主人公にした漫画が連載中とこと。

タイトルは「阿・吽」。これは要チェックである（笑）

「阿吽」と検索で入れようとすると「ａｕ」が候補で出来ますが（笑）

小学館のサイトで第1話が無料で読める。

少し気になるのは登場人物の眼に険があるというか

私の感覚ではこの眼つきというのは＜現代の病み疲れた若者の相貌＞あるいは＜深いトラウマをかかえた若者の表情＞なのである。そこが少し気にかかる。ちゃんと読んでみないと分からないが…

それにしても「阿吽」というのは空海、最澄の両祖のことなのだろうか…

同時代を生きられたお2人だがこのお2人を＜阿吽＞と表現されるのは凄く斬新。

ちなみに「阿吽」はインドのマントラ“オーム”であるという。

かの「オウム真理教」の「オウム」も同じだがこの宇宙には“0オーム”のマントラが満ちているともいわれる。なんとも壮大な話である。

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