サポートセンター お坊さんのパワハラ  


本日は保護司会のサポートセンターで留守番。主な仕事は電話の受付である。


保護司とは名ばかりで実務経験は全く無いのだが



とりあえずサポートセンターで留守番のお手伝いである。








昨日、コメントに「女城主直虎」で主人公が唱える「節回しのついた観音経」は声明か?という意見が寄せられた。


なんとなく声明のことを考えているうちに、一人なのを幸い声明を1曲唱える。壁が厚く声が反響して気持ちがいい。



しばらくして天井を見上げたら吹き抜けになっていて隣室に丸聞こえであることが判明…



隣から変な唸り声が聞えてきてさぞ不審だったことだろう。





ちなみに「観音経」は普通に読むと独特のリズムが生まれ、一種の瞑想に近い感覚になることがある。


このお経が目指すことのひとつはそこにあるのだと思っているので、現代の作曲家が作った音楽合わせて唱えてもその効果(功徳)はない。(この点については桑田二郎さんの著作に詳しい)



時代劇では時代考証がよく問題になるが、その時代に無かったものを入れ込むというのは考証以前だと思うのだが(笑)



【桑田氏の説く般若心経、観音経の解説は一読の価値ありだと思う】









先日、ある禅寺の管長さんとお話する機会があった。



そのお寺には大きな座禅堂があり学生や新入社員の研修で毎年何百人もの座禅の指導をされるという。



近年はいろいろな理由で座禅指導が難しくなってきたと嘆いておられた。



禅宗では警策という棒状のもので肩などを叩くことがあるが


場合によっては


パワハラされた!」



と言う人がいるらしい。




姿勢を正すために女性の参禅者の体に触れると


「セクハラされた!」


とか言われるのだという。



難しい時代なったものだ…と嘆いておられた。




管長さんは参禅者の体には直接触れず、警策を定規のように背骨にあてて姿勢を直しているといわれていた。



ちなみに管長さんのお話によると上手に叩かれると叩かれた部位の血行がよくなって凝りが解消するのだそうである。1度体験してみたいものである。





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