カメムシ寺 ジューンベリーさん 法事問答



急に温かくなったせいかカメムシの活動が異常に活発に…



室温の高い寺務所や廊下を中心に恐らく50匹以上が盛んに活動している。



夜半になる布団や体の飛来して悩ましい。



これがいつまで続くのやら…









ジューンベリーの白い花が勢い良く開花。



花の白さが新緑のなかで引き立って心地よい。



ジューンベリーは花だけでなく新緑、果実、紅葉と愉しみが多い。




ジューンベリーの果実は自分が食べたいというより小鳥がついばみに来るのをキッチンの窓から見たいのである。



これまで植えた何本かのジューンベリーは鹿の激しい食害で枯死してしまった。
残ったのは庫裏の裏手にある1本のみ。



それまで鹿の食害に遭わないように…(祈)




野生動物は匂いの強いものが嫌いだというので樹の根本にコーヒー滓を播いたり、ハーブの苗を置いたり涙ぐましい努力をしているがどれほど効果があるかは不明。



ジューンベリーの周辺の植物も随分鹿に食べられたがジューンベリーだけは無傷のままである。殆ど私の念力で結界を張っているようなものであるがいつまで無事でいられるやら。











本日は法事1件。大勢の親族が集まられしめやかに法要の後、会食の席へ。





会食になると親族の方とお話しする機会が増える。こういう場でいろいろとお話させて頂くことも冥利なことだと思うが、最近はいろいろな理由で法事の後の会食も少なくなった。
そういう席が少なくなると改めてこうした会食の大切さを感じるようになった。



故人を偲ぶことが本来の目的であるが親族の方がつながりを深め、また私たちもいろいろとお寺の話をすることができる。




隣席に座られた方が仏教に関心の深い方でいろいろと尋ねてくださる。


こちらからいろいろと話をするのも難しいので当方としてはこういう方は多いに歓迎なのである(笑)質問に答える態でこちらの話をさせて頂くというのがやはり自然だからである。



真言宗禅宗の違いから始まって


「魂はあるのか?」「あの世はあるのか?」


といったなかなか難しい質問が続き、


魂もあの世も存在すると思いますよ…と言うと


「でも和尚さんはあの世に言って帰ってこられたわけではないでしょ」


ど鋭いツッコミが入る(笑)


そのうち…



「和尚さんは死ぬことは怖くないですか?」




なかなか核心的な質問をなげかけられた。



肉体感覚としてまだまだ死に対する恐れがある。同時にその先にある種の確信のようなものもある。そのことを上手く説明できなかったが、



続きは次回の法事までに考えておくことにした。



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