手ごわい野草の調理法 動乱のインテリジェンス
時々「現代農業」のバックナンバーを密林の古書で買う。
<リンゴの栽培>とか<酪農>とかあんまり関係のない話題も多いのだが(笑)、時々面白い記事にぶつかることがあって愉しみである。
先日は<アザミを食べる>という内容の記事があった。
アザミは生長が早く大きくなるので目立ちやすい。
紫の花が綺麗だが葉にするどいトゲがある。
わずか数ミリのとげなのだがこれがなかなか曲者で草刈機で刈り倒したアザミの葉は丈夫な作業ズボンのうえからでも「痛タタタ!」と言わせるだけのものがある。
記事によれば野草の試食会でアザミが一番美味しいとされたのだという。
調理法は葉のついた茎をガスコンロの上で炙るとトゲが燃えて食べられるようになるとあった。
本日は兼務寺院で留守番の日。
自然文化園横の道路の草むらにアザミが生えていたので帰りがけに1本を切り取ってもって帰ってきた。
ガスコンロで炙ると確かにトゲが焼けて無くなった。
問題は味だが…
お世辞にも美味しいとはいえなかった…
特に火を使うので焦げた味が強く感じられた。
懲りずに今度は天ぷらにして見ようかと思っている。
本当は写真を挿入したいのだができないでいる。野生動物を撮影するのに30倍ズームの効くカメラ(中古)を購入したのだがこのブログに写真をアップできなくなった。早く復旧しまうすように。
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多分、中高生の頃だったと思うが、ラジオの朗読を良く聴いた。
サスペンス、ミステリー、SF…引き入れられるように聴いていた。ディック・フランシスの「興奮」(「競馬」シリーズ)を手に汗握るようにようにして聞いたことを未だに覚えている。それが実に30年以上も前のこととは…
放映された作品のなかに「白い国籍のスパイ」という作品があった。
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なぜか料理の描写が丹念でその当時から食い意地のはっていた私は思わずなけなしのこずかいをはたいて原作を買ってしまった。1冊本だと思っていたら上下2巻のうちの下巻を買ったことに気づいて大いに後悔した。
なぜこの本のことを思い出したかというと最近、インテリジェンス関係の本を数冊続けた読んだからである。
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佐藤優 手嶋龍一「インテリジェンス 武器なき戦争」
佐藤優 手嶋龍一「動乱のインテリジェンス」
手嶋龍一「ウルトラダラー」
いよいよ世界が動乱に局面を向かえているなかで“インテリジェンス”と言う視点は不可欠であると気づかされた。
ドラマや小説に出てくるスパイのような華麗さには縁遠いかもしれないが、“インテリジェンス”に通じることが動乱の時代に国家を生き延びさせる道なのかもしれない。
通常の報道のレベルを数段超えた視点から交わされる2人の会話は多いに傾聴の価値がある。
「せめて猫になれ」というのが2人の主張である。
ヒグマやライオンが闊歩する弱肉強食の世界のなか日本は“インテリジェンス”を武器にささやかな牙と耳を持った猫になって生き延びるべきであるという。
これから興るであろう厳しい動乱のなかで日本生き延びることができるのか…
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