取材 御朱印帳

 


宇宙皇子 地上編 1: はるかに遠き都よ

宇宙皇子 地上編 1: はるかに遠き都よ





昨日は作家の藤川桂介氏とご友人の方の訪問を受けた。


現在執筆中の「新嵯峨野物語」で高岳親王に触れられるのでその事跡について

の取材であった。



帰られた後で藤川氏の業績を検索したらテレビアニメや特撮番組の脚本を長らく執筆されていて膨大な量の作品が挙げられていたので少しびっくりしてしまった。

(「宇宙戦艦ヤマト」ではメインライターであったらしい。)


我々の世代には懐かしい作品ばかりで時間があればそちらの方面のお話も是非聞きたかった。ちょっと残念な気分である。



日が暮れるとしきりとカエルの鳴き声が聞える。

その声に耳を傾けているとなんとも心地よい。




来週から気温も上がるようだが今年は雨の少ない梅雨で終りそうな気配。





時々、ホタルブクロを見かける。


白い色とうなだれたような風情が清々しくて好きな花である。


できることなら境内に殖やしたいが鹿の餌になるのは自明なので無理な願いである。


【昨晩見かけた鹿たち】


本日は御朱印帳を1冊求められた方があった。


霊場会で出している「花説法」という単行本を読んで花の寺巡りを思い立たれたという。


花説法―心がだんだん楽になる

花説法―心がだんだん楽になる


表紙に「花説法」と書いてほしいといわれたが、御朱印帳なので拙筆で「花の寺 御朱印」と書いた。


文字というのは緊張すると萎縮して<ためらい傷>ような情けない字になってしまう。


以前に同じような依頼を受けたときに「御朱印」と書くべきか「朱印帳」と書くべきか迷って錯乱してしまい「御朱帳」と書いた前科がある。


御朱印ブームと言われるが、単なるスタンプの感覚で御朱印を集める方もあれば、もっと違う何かを求められている方もあるのではないかという気がする。



いよいよお金や物を至上とする考えの反面にそれらを越えた価値を見出そうとしている気配も感じる。これからどんな時代になってゆくのだろうか。そんな時代にどうやってお寺を営んでゆくべきか。








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