忍者印を結ぶ
相変わらず残暑厳しい。
それでも気温は確実に下がっているらしい。昨日夜半に蒸し暑いのでエアコンをいれていたが、窓を開けてみたら、エアコンより涼しい風がドッと室内に入ってきた。
本日も気温は35度を上回った。
お盆を過ぎて10日も過ぎているのにやや虚脱気味。
21日にNHKの「歴史秘話ヒストリア」で忍者の特集(『新発見 そうだったのか!忍者の真実』)をやっていて少しだけ覗いたら印について取り上げられていた。
三重大医学部の小森照久教授(精神医学)が、忍者が手を合わせて呪文を唱える「印」をした際の脳波や心拍数を調べた結果、ストレスが緩和され、落ち着いた状態になっていることが分かったという。
【関連記事】https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG12H34_U6A310C1000000/
恐らく忍者が印を結ぶことの源流は密教なのではないかと思う。
密教では口に真言を唱え、印を結び、心に観相を得ることが修業の要諦であり、師僧から秘伝の真言や印を相承する。葬儀でも故人に対してそうした秘伝を伝えることが儀式のなかで行われるし、日常でも護身法という印と真言を用いている。
印の起源をさかのぼればインドの宗教文化にいくつくに違いない。
意味が無いとか非科学的とされてきた伝統的、歴史的な行為が現代になってちゃんと科学的に意義のあることが判明したことは少なくないが、印を結ぶことが科学的に研究の対象になるというのは改めて新鮮な気がした。
三重大学というは忍者推しらしく
来年から大学院入試の選択科目に「忍者・忍術学」が採用されるらしい。
【関連記事】https://mainichi.jp/articles/20170828/k00/00e/040/185000c
設立の趣旨は
「便利なものに依存する現代で、自然と共に暮らした忍者の知恵を学び、持続可能な社会の構築に役立てたい」
…って無理矢理感ありですね(笑)
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