雨男 珍しいお土産 丹田力

昨日の朝、キッチンの窓から外を見ると10畳ほどのスペースがイノシシに掘り返されている。



せっかく青々とした綺麗な苔が生えていたのに…と悔やまれる。



小雨が降ろうがイノシシはおかまいなしにやってくる。



檀家さんによれば雨の降る夜にイノシシの出没が多いらしく雨で電柵が漏電するのを知っているのではないかとのこと。







本日は終日雨模様。時々強雨。



午前中、法務1件。午後は団体参拝への応対。



雨のなか兼務寺院に巡拝された団体は三重から。


「先達さんが同行」と聞いていたので簡単な法話を準備していたが、お出会いしたら現役のご住職が4名も参加されていた…しかも同じ真言宗(醍醐派)。



同宗のご住職ご大勢居られる前で法話するほど心臓が強くないので簡単な寺史の説明をさせて頂いてお茶を濁す



バスの運転手さんいわく「今回で4回目の巡拝会ですが毎回ピンポイントで雨が降るんです…」


もしかして運転手さんはかなりの雨男なのでは…と思ったが黙っていた。






法務のお土産に珍しいカボチャを頂く。




名称は『バターナッツかぼちゃ』。



珍しい初物を頂くとテンションが上がる。



檀家さんいわく


「食べ方は“クックパッド”をで調べてください」


なるほど…






法事では20分以上読経するが喉がもたないことが多い。



途中で休憩というわけにもいかないし、お線香や焼香、香炭の煙で喉を傷めることもあったりしていよいよ前途多難である。最近は表白を入れて少し喉の負担が減ったが強い喉は簡単ににはできない。



とみ新蔵宮本武蔵 五輪書・独行道」が面白かったで再読。



今月末には次巻が刊行予定。楽しみである…



とみ新蔵さんが武道についての動画をアップされていたのでいくつか拝見したがいずれも興味深い。<丹田に意識を集中することで剣撃や打撃の威力が増す>という趣旨の動画があり面白いと思った。


丹田への集中を発声法にも応用できないかと思いついた。普通に発声する時は喉や気管に意識があるが本日は読経の時に丹田にピンポイントで意識を置いてみたが、良い感触があった。今後の研鑽が必要か。



ヨガでは丹田に力がかかるような座り方が説かれている指導者もあり興味深い。



東洋医学的にも丹田に力があるというのが健康の根本であることは間違いないだろう。



昔は布袋様のようにふくよかなお腹が描かれたが、最近は逆三角形のマッチョな体型がカッコよくてお腹も割れているのが良いとされる。



ふくよかななお腹は豊かな丹田をイメージさせる。一方、上腕や胸の筋肉の発達は上半身に意識があって東洋的には上虚下実の反対のような気もするのだが。






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