紅葉 従容録ものがたり シャボン玉


昨日に続き本日も好天。



明日から雨模様にて気温も下がる見通し。



雨が降る前に草刈りそのほかの外仕事少々。







草刈りをしていると高い崖の上に赤い実を沢山付けた樹が目についた。


気になってカメラの倍率を上げて覗くとハゼ系の植物が紅葉しているようだった。



まだらに紅葉しているので遠目には沢山の果実をつけているように見えたらしかった。



10月の半ばになって木々が僅かづつ紅葉し始めた。



昨年のもみじは稀に見る綺麗な紅葉だったが、今年の紅葉はどうだろうか。







【青々としているトウカエデもまもなく色づき始める】





最近、医療系ドラマが多い。


「コードブルー3」も終了し少し寂しい。



「ドクターX」の再放送を見ていた娘が



「今日は“血”が少ないな…」



“血”って…


分かるけど…


光のなかを歩む: 従容録ものがたり?

光のなかを歩む: 従容録ものがたり?





密林の古書で青山俊薫「光のなかを歩む 従容録ものがたり3」が1円だったので思わず購入。



「従容録」は中国の元代の公案集。新聞連載された130話を3巻に分けて刊行したもののうちの第3巻。


100の公案について読み切りの形で取り上げられているので「難しい!」という感じはしない。


真言宗にない禅味というのは良いものである。隣の芝生は青いというようなものか(苦笑)



著者は曹洞宗の尼僧として最も著名な人物でである。


何気なく表紙を見返したら裏表紙に著者のサインがしてあった。



円相のなかに「如是」の文字。



全ては円相の裡にあるの意味だろうか。










野口雨情「シャボン玉」

シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた

シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた

風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ








野口雨情の作詞した「シャボン玉」は明るく歌うとほのぼととした童謡であるが、



たまたま見た記事に「消えてしまうしゃぼん」とは生後まもなく亡くなった雨情の幼い女の子を歌ったと書かれていた。


そう聞いて歌詞を読むとなんとはなしに哀切なものを感じる。



童謡や唱歌の多くには悲しさや寂しさを歌ったものが多いのはなぜだろうか。



私などはそこから日本人の無常感や感性の深みのようなものを感じてしまうが、勝手な解釈に過ぎないのかもしれない。



昔の過去帳を見ると幼くして亡くなった子供の名前が随分と多い。



医療や栄養の不十分な時代にあっては幼い子供が犠牲になることが多かったのだろう。



親にとって子供を亡くすほど悲しいことは無いに違いない。そしてそんな親がかってはとても多かったにちがいない。





朝方、眼を覚ますと空が薄明るくなっていて、虫の声が途切れず聞こえていた。




横に寝ている子供の寝息と虫の声を聴いていると、なともいえず穏やかな気持ちになった。










【今日も午後の日差しが綺麗でした。】




ブログランキ

ング・にほんブログ村へ
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)






.