すっぱいミカン ブラフマン
昨日、電話に出ると
「NTTから電話しております」
という電話がかかってきた。
NTTから???
以前に老僧がリース電話の契約をしていたのでユーザーの名簿に名前が残っているらしく、時々、リース会社から電話がかかってくる。
大抵NTTと錯覚させるようなことをわざわざ言うので少々うんざりである。
ウチは光電話ですというとすぐに切れるので面倒ではないが電話が鳴ったらとらないわけにはいかない。
夕方、町へ買い物に。
インターの近くに時々トラックの移動販売で果物を売っている。
「500円あま〜いみかん」
時々見かけて気になっていたのだが、こういうお店というのはものすごく良心的か、そうでないかかなり両極端の傾向がある。
この店は一体どっちだろうか…気になってばかりではモヤモヤするので思い切って車を止めてのぞいてみた。
トラックから怪しげなおじさんが運転席から降りてきたので…
「みかんを千円分ください」というと
「1500円」「2500円」「3500円」のみかんがあるよ!おススメは「2500円」!
ハズレ?…
荷台に並べてあった大きなみかんは2500円のみかんで、看板に書かれてあった500円というのはSSサイズくらいの屑みたいなみかんである。
ハズレ!…
結局、2500円のみかんを2000円にしてもらったが久しぶりのハズレな買い物に苦笑。でもこれからはモヤモヤしなくてすっきりしそうである…と前向き。
実にいろいろな商売の仕方があるが、正直だと損をして不正直得をすることも多いが、不正直な商売はそんなに長く続かないのではないかという気がする。
適度な逞しさは許容してもよいと思うが基本は正直であるほうが自分も最後に得をすると思っている。
- 作者: 立川武蔵
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/11/17
- メディア: 新書
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受付で留守番をしながら立川武蔵「はじめてのインド哲学」(講談社現代新書)をパラ読み。
インドには宇宙一切が<ブラフマン>であるという考えがあり、<ブラフマン>というのは呪力のある言葉であるとされる。
ここでひっかかるのは日本の言霊とブラフマンの関係。
古代には広く呪力のある言葉が崇敬されたと考えることもできるし、もしかしたら日本固有のように思っている言霊思想はインド哲学の強い影響で生まれた可能性があるのではないかと考えている。
そもそも八百万の神も密教的な諸仏諸菩薩の思想から生まれたとう指摘もあるし、古事記などの古代世界を記述の原理は中国思想の気配が濃厚。
つまり一般に信じられている古代的日本や原日本的なイメージというのは実はインド、中国の思想や宗教の濃い影響力のなかで作られたのではないか…少しそんなことを考えている。
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