御拝観ください

本日は大阪からの団体参拝を案内。

高齢者が多いのでバスのなかで話をしてほしいとリクエストがあり駐車場のバスの中で簡単に法話する。

ここひと月の疲れが出てきたのか話しているうちにだんだん活舌が悪くなり…

話の締めくくりに「境内を御拝観ください」

というところを舌が回らなくなって

「御ハイカイ下さい」

ハイカイでは「徘徊」になってしまうではないか…

知人が京都の観光寺院へ紅葉を見に出かけたが

大変な混雑で疲れて帰ってきた。なにしろ…

写真を撮ろうと立ち止まっただけで警備員が駆けてきて注意されるのだという。とにかく立ち止まらずに移動しないといけないという。

私も一度だけ紅葉シーズンの名刹に出かけたが押すな押すなの大混雑だった。

門前で2時間待ちなどというところまであるらしいが、気もそぞろで、心も体もぐったりではもったいない気がする。

京都の観光寺院にくらべれば山寺にこられる方など100分の１にも満たないが、静かに、穏やかに秋の風情を感じてもらえるならそれなりに山寺の存在意義のようなものが見出せると思っている。

密林の古書からロバート・ウェストール「ブラッカムの爆撃機」と「「軍用機パーフェクトBOOK―第二次大戦までの名機508」が届く。

数日は読書をしながら体と心をゆるめて年末にむかおうと思う。

ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの

軍用機パーフェクトBOOK―第二次大戦までの名機508 (コスモブックス)

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