会議 青葉山


本日は霊場会の事務局会議のため大阪へ。



私はスーツが苦手なので移動中はジャージの上着を着て会議中だけジャケットを着用しているのだが、本日はジャケットをカバンに入れるのを忘れジャージ姿で会議に…



相変わらず御朱印ブームでその応対についても議題のぼった。


そういえば最近は御朱印帖も実にバリエーションがあって感心してしまう。



11月にかなり高齢の男性がパンダの絵柄の御朱印帖を持ってこられたことがあって少し面白かった。御朱印帖や御朱印がひとつの文化になるのか否か。






高速バスのターミナルのあるのは難波だが、都会の喧騒とエネルギーに毎回圧倒される。




普段は自然に近い地方での暮らしを送っているが、都会の持つ洗練やダイナミックさにも惹かれることがある。



どちらが良いということではないが、できればその両方を自分のなかに納めたいと思う。








数日前に久しぶりに兼務寺院へ留守番に出かけた。


11月の繁忙期は行くことができなかったので約1か月ぶりである。





午前中に本堂の前に若い男女がおられるのが見えた。


女性は明らかに白人だったが、思い切って「ハロー!」と声をかけたら(お参りの方にはひと声かけるのがマイルールなのである)、振り向いた男性は日本人だあったのでちょっと恥ずかしかった。


男性も海外生活が長かったとのことで、佇まいというか雰囲気は完全に向こうの人である。


せっかく来ていただいたので仏像を安置してある建物に案内するとお二人とも仏像が好きとのことでとても喜んでいただいた。


外国の方というのはこちらの説明について打てば響くような反応がある。


お二人ともとても明るくで素敵な方だったが、お別れした後、すぐに戻ってきてニコニコしながら「ドネーション!」と言って千円札を手渡された。


その雰囲気も実に素直でフレンドリーな感じがして帰られた後もしばら気持ちがポカポカと温かくなった。



午後には大阪から来られたという親子が1組お参りに来られた。


こちらのご家族は本堂にご案内したが、本堂内の寒さもあって実に静かな雰囲気だった。



あとから考えると大坂のご家族は穏やかにお寺や周囲の雰囲気と溶け合ったいたような気がしたのである。


若いお二人は実に素敵だったが決してお寺と溶け合ってはいなかった。


このちがいというのは何だろうか…と少し心に残った。





兼務寺院からの帰りに大波下のあたりで青葉山が綺麗に見えた。


青葉山は福井方面からは富士山のような流麗な姿に見えるが、私の居る山寺の方角や市街からは東西に峰を持つ双耳峰の山として見える。


大波下の辺りはおそらく福井と真反対のはずだが、主峰の両脇に小さなな峰が見えて三尊仏のように見える。青葉山は面白く魅力的な山である。




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