おため 交差点 二番煎じ 歴史人

 


明日から本格的に降雪の予報。



風が強く落ち葉が風に吹かれて動くとかなり大きな物音になることがあって時々ギヨッとなることがある。





来春、当地で大相撲の巡業が行われるのだが、先般の不祥事に絡んで引退力士がポスターに写っていたためにポスターを刷りなおしたとのこと。思わぬ余波である。





この時期をお歳暮を持ってきてくださる方も多い。



檀家さんの親子がお歳暮の包みを持ってきてくださったのでしばし歓談しておためにタオルとドリップコーヒーを渡したのだが…帰られた後包みをほどいたらドリップコーヒーの詰め合わせだった(痛)








郵便局に車で向かっていると交差点のところで学校帰りの娘を見つけた。



交差点のところに小さなお店があり、そこの店主である女性は長年子供たちの見守りを続けておられる。


もうずいぶんと高齢のはずだが、今日も下校の時間に合わせて冷たい風のなかを立ち続けておられるのが見えた。




娘に向かって懸命に手を振っておられて、娘の手を振り返していた。





市井の一婦人の温かい気持ちになんだかホッとするようなものを感じた。


いつまでもお元気で…と心の中で手を合わせた。






寒い冬の夜に聴きたい落語が「二番煎じ」。



火事の多発した江戸時代に輪番で夜回りをすることになるが、寒さしのぎに番小屋で酒盛りが始まり、そこに見回りのお役人がやってくる…



寒風の中を夜回りする身のすくむような寒さから一転して番小屋での酒宴の様子。火の気で次第に冷え切った体が温もる描写が素晴らしい。



聴いているこちの体までがほこほこと温まってくる気がする。


小学生の時にこの噺を聞いて「しし鍋が食べてみたい!」と思ったことを思い出す。


落語というのは想像力を刺激する話芸なのだと思わずにいられない。


古今亭志ん朝の名演も素晴らしい。


高座に上がって話始めると江戸の空気が漂うという稀有な名人だったが早逝が惜しまれる。





ガルパンつながりでKKベストセラーズの「歴史人」という雑誌を手に取ったら予想外に面白い。思わず密林の古書でバックナンバーを何冊か購入。(世界史を題材にした「世界史人」と日本史を題材にした「歴史人」がある)





毎回、歴史をテーマにした特集が組まれているが、実にいろいろな角度から取り上げられている。



イラスト、概念図、写真、資料などビジュアルな要素も満載である。冬の夜長に楽しく読んでいる。




【名曲。】




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