きんつばの効用 読書初め 葛根湯医者


親戚の家に雑種の犬が1匹買われている。


もう何年も前に貰われてきたはずだがその家に行く度に激しく吠えられる。


臆病な性格なのか、私が行くと建物と犬小屋に体を隠しながら、それでも懸命に吠える。


今日も用事があぁつてでかけたがいつもように激しく吠えられた…


おさがりのきんつばがポケットに入っていたのでやってみた。



一時間ほどして再び出かけると…



あれほど吠えていた犬が今まで見たことのないような“お利巧な顔”をして無言で私を見つめていたので思わず笑ってしまった。





縄文の思想 (講談社現代新書)

縄文の思想 (講談社現代新書)



元日に2カ寺の互礼会があり、それが済むと午後3時頃から時間ができるので、新刊を読んで読書初めとしている。



来年の元旦は瀬川 拓郎「縄文の思想」(講談社現代新書)という本をを読むことに決め密林に発注した。






【お気に入りは柳家喬太郎。芸人が屋形船を乗っ取るとか無茶苦茶な話が面白い。】



一昨日ふれたウーマンラッシユアワーの漫才の評判が良いらしい。


一発ギャグとかリアクションの面白さみたいなお笑いが多いが、笑いというのは風刺や批判精神のようなものがあっていいと思う。


日曜の夜に車ででかけたら市役所近くの道路が激混み。


その夜は吉本の「お笑いフェスタ」がひらかれ人気のブルゾンちえみ氏も登場したことを思い出した。。


with Bのお二人が背中に『舞』『鶴』の二文字を入れたとか入れなかったとか。きっと盛り上がったにちがいない。






最近は寝る前は落語を少々聴いてリラックスしてから寝るのが最近の楽しみ。やはり落語はいいものである。年末に聴くなら「芝浜」なども良い…






どんな患者にも葛根湯を処方する『葛根湯医者』という落語がある。葛根湯というと風邪薬のイメージが強いが葛根湯という漢方薬は実際には大変に応用範囲が広いらしい。





知人が顎関節症で困っていると聞いたのだが、以前読んだ漢方の本に葛根湯が顎関節症にも効果があると書いてあったのを思い出した。



現在服用中の薬がないとのことだったので葛根湯を試しに飲むようにすすめてみたとこころ数日で効果が表れたという。




西洋医でありながら漢方治療を併用されて効果を上げておられる井齋 偉矢(いさいひでや)氏によれば葛根湯の効能は、乳腺炎、肩こり、顎関節症、化膿結膜炎、中耳炎、鼻炎、眼精疲労、角膜炎、結膜炎、慢性じんましんなど「胸から上の病気の万能薬」といえるほど多様な効能があるという。


「葛根湯医者」という落語もこの薬の効能の範囲が広いのでいろいろな患者にこの葛根湯が処方されるのが創作のヒントになったのかもしれない。





私も今年は2回ほど漢方薬に御世話になった。


4か月ほど止まらなかった咳が麦門同じ湯(ばくもんどうとう)で治ったことと
11月の繁忙期に毎年下肢に疲労感がたまるのに八味地黄丸が即効で効いた。どちらも飲んですぐに効果があったので大変に助かった。


漢方というのは慢性的な病気に有効だが、急性の病気には効くというイメージがないが井齋医師によれば昔の中国では腸チフスコレラなどの急性の病気で亡くなる人が大変に多かったので漢方薬には急性の疾患にも効果が高い処方が沢山あるという。


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