薪の火 ウーマンラッシュアワーの時事ネタ 秘伝の足指 

雪のふらないのは有難いが寒さが厳しい。


本日は法務1件。法事の後にはお墓にお参りに行くのが慣例だがお墓が標高の高いところにあるので墓参は中止になった。雪の中をかなり無理してお墓にお参りしようとして自動車が山道から落ちそうになったことがるのでこの時期の墓参というのはなかなかあなどれない。



寒さが増すにつけ薪で焚いたお風呂に入るのが楽しみである。



庫裏の浴室は灯油のボイラーと薪の併用なのだが、薪の太さや材質を考えながら温度をコントロールするのが楽しい。


赤く燃える燠火(おきび)を見ているとそれだけで心が穏やかになる気がする。


今年は薪採りを少しさぼったので冬の間に薪が絶えないことを祈るしかない。


灯油で焚いたお湯と薪ではやはり体の温まりかたが違うのである。






昨日放送された『THE MANZAI』でもウーマンラッシュアワーの時事ネタの漫才が評判になっていたので観てみた。


ツービート時代のたけしみたいで面白かった。


これくらいの毒や批判精神があるお笑いがあってもいいはずである。




月刊 秘伝 2013年 05月号 [雑誌]

月刊 秘伝 2013年 05月号 [雑誌]




武術関連の記事の多い『秘伝』という雑誌を時々読む。密林でバックナンバーが安いと買いである。


小野派一刀流という剣法がある。数ある剣術流派のなかでも将軍家剣術指南という任にあった名流である。2013年5月号にその小野派一刀流に入門体験記の記事があった。


その体験記のなかで…


足を進める際に前足の指はそらせ、指の付け根で地面を捉える。後足の足の指は地面を掴むように曲げる(現代の剣道の多くが後足のかかとを高く上げているようだが)紙一枚を踏む如くに僅かにかかとを浮かせる。そのことにより床との摩擦力が高まり、滑らずに安定が増すという。



興味深いのは仏像、例えば天部の仁王像などが足指を浮かせていることがあるが、そのことと関係があるようである。



特に仁王像は足の親指が浮いていることが多いが、これまでは足指のみを浮かせることで足を動かす一瞬の姿を捉えた表現として考えていたのだが、この姿が武術的に意味のある動きとは考えていなかったので面白い発見だった。






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