残雪 ダンサー 呪文は大杉漣 茗荷宿
気温低く、節分まで残雪多い見込み。
本日は所用で1日外出したが、留守中に総代さん夫婦が来られて参道を除雪をしてくださったと聞いてちょっと感激。除雪機を使おうとして壊れていたのでスコップで除雪していただいたらしい。申し訳ないやら有難いやら。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2011/07/20
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
レンタルした「ザッツエンターテイメント 3」でものすごく印象の残ったダンスがあり頭を離れないので、とうとうブックオフオンラインで買ってしまった。
白人女性というのは皆同じに見えるが「バンド・ワゴン」で
フレッドアステアと共演していたシド・チャリシーという女優さんだった。
眼福というほかないダンスを見せてくれる。
もう20年近くまえだが在京中に初めて六本木にでかけ友人と歩いていた。
友人と映画や演劇の話になり、私が「好きな俳優さんはいますか?」と尋ねると友人が「大杉漣」と答えると同時に…
向こうから当の大杉漣氏が歩いてこられた…
忘れがたい経験で、大杉氏は現在でも存在感のある俳優として活躍中であるが、最近、記憶力がとみに衰え、「大杉漣」というお名前を失念することがしばしば。
先日も「昔友人とある俳優さんの話をしていたらまさに当人が向こうから歩いてこられて」とまで話したところで先方が「で、その俳優さんはどなたですか?」聞かれて
「……想い出せません」ものすごくモヤモヤする事態になった。
最近は呪文のように「大杉漣、大杉漣、大杉漣…」と唱えている次第。
お釈迦様の弟子のなかで最も頭が悪い弟子とされたのが周利槃特(しゅりはんどく)という人物である。(パーリ語ではチューラ・パンタカ)
修業のために簡単な文章を暗記することがどうしてできない。暗記できたと思ったらすぐ忘れてしまう…そんな周利槃特にお釈迦様は掃除をすることを修業として課し、周利槃特は汚れを清めるなかで悟りを開くことができ最後は十六羅漢の1人に数えられるようになった。
仏教の数ある逸話のなかでも私が最も好きな話である。
茗荷を食べると物忘れするといわれるが、落語の「茗荷宿」を聴いていたら、茗荷の名前の由来は周利槃特の故事によるという説があるらしい。
どんなに頭が悪くても励めば高い境地に至れるというのは我々凡夫にとってとても有難い教えである。
にほんブログ村←いつもご訪問ありがとうございます!
丹後の山寺の住職に応援のクリックをポチッとおねがいします(^人^)
.