「君たちはどう生きるか」
今朝は久しぶりに気温が氷点下にならなかった。
立春以降続いた寒さがようやく底を打った感がある。
今日はバレンタインデイ。
篤志の檀家さん数名からチョコレートが届いた。
娘は100円のチョコレートを買ってくると命令口調で
「必ず1000円以上の御返しをすること!」
エビで鯛を釣る日だと勘違いしているらしい。
- 作者: 吉野源三郎,羽賀翔一
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- 発売日: 2017/08/24
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吉野源三郎「君たちはどう生きるか」が良く売れているらしい。
小学生の時に1回、中学生になってから1回読んだ記憶がある。
非常に強く印象が残っている1冊である。
人生哲学や生き方のようなことをぼんやりと考えるきっけを作ってくれた大切なピースのような気がする。
もう1冊記憶に残っているのは小6の時に読んだ「死の川とたたかう」というノンフィクションである。
死の川とたたかう―イタイイタイ病を追って (偕成社文庫 (4057))
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富山県の奇病とされたイタイイタイ病の原因が鉱害であることを究明し企業の責任を追及した作品。かなり硬派な内容だった記憶があるが、自分のなかにある社会観や正義観というようなものを強く刺激された気がする。
頭が柔らかい時期に良い本を読むことはとても大切なのだと思う。
小説なかよしホラー 絶叫ライブラリー 悪魔のログイン (講談社KK文庫)
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子供が最近、ホラー系の本をよく読んでいる。
怪談、都市神話、おまじないなどが混然となった本で、書店にいくとこうしたホラー本がびっくりするほど沢山売られている。
私も子供の頃は幽霊や妖怪の出てくる話を随分と好んで読んだ記憶があるが、最近の子供たちの読んでいるホラー本というのはどこか子供たちの心の闇につながっているようである。
先日も娘がブツブツとつぶやいていた…
「鉛筆の長さをそろえると親が死ぬ」
勘弁してよ!
目に見えないものへの恐怖というのは人間の根源的な感情である。
今の子供たちがそういったこの世ならざるものに関心を持つことを否定するつもりはないが、その一方でこの世の現実に逞しくたちむかっていってほしいと思う。娘がもうちょっと大きくなったら「君たちはどう生きるか」をプレゼントする予定である。
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