戒名 古本テロ カーリング ERに行きたくない話


子供にお坊さんは死んだらどんな名前(戒名?)になるのか尋ねられたので、僧名がそのまま戒名であることを簡単に説明したら…



「もしかしてもう死んでいる?…“おまえはもう死んでいる”(笑)」





子供に僧名をイジられるとはがっかりである。



僧衣の下に着ている白衣は死に装束であると聞いたことがある。


いつでも死ねる覚悟で法務できるほど境地が高くないのでイジられても仕方がないか…









しばらく前に禅宗のお寺の葬儀に客僧として出仕し、御住職の書かれた塔婆の文字があまりに達筆だったったのが少し衝撃だった。


自分も少しは習字を練習せねば…と密林の古書で習字のテキストを注文したのだが、期日になっても届かない。一方、注文履歴では配達済みになっている。


履歴を確認すると宛先が自分の住所ではなく、友人宅になっている!


商品の宛先として登録済みのリストに友人の名前があるが、リストのなかから探して変更しない限り宛先の変更はできないはずだが原因は不明。



おまけに…


前後して注文した古書が何冊もこの友人の自宅に届いていたことが判明。


武術雑誌のバックナンバー、民俗学、習字の手本…雑多な古書が次々送りつけられてさぞかし迷惑されたに違ない。殆ど古本テロである。


連絡がついたのでお詫びして1件落着。








今回のオリンピックで一躍カーリングが注目を集めたが、ストーンの軌跡が自然に曲がる(カール)原理は実はよくわかっていないらしい。




そういえばスナック菓子の“カール”も曲がって(巻いて)いるのでこの名前が付いたのだろう。



ブリューゲルの有名な絵に「雪中の狩人」がある。


猟犬を引き連れた猟師の一団が小高い雪山を歩く姿が描かれ、眼下には氷の上で遊ぶ人達が描かれている。その遊びのなかにはカーリングも含まれているらしい。絵が描かれたのは16世紀半ばなのでカーリングの起源は随分古いことになる。



悪魔の味方―米国医療の現場から

悪魔の味方―米国医療の現場から



懸案だった寺務がひと段落して読書少々。


岩田健太郎「悪魔の味方 米国医療の現場から」(克誠堂)。



著者は長年アメリカで医療に従事され、アメリカの医療事が詳しく、生々しく書かれている。


アメリカには日本のような国民皆保険制度がない。従って金の切れ目が命の切れ目というような事態が生じる。そのことを背景に医療保険や所得もなく一般の病院で診察を拒否された患者を救済する制度として法律“EMTALA”(エンタラ)が施行されている。


救急室に来た患者には症状が安定するまでの処置を施すことを義務づける内容である。


結果として一般の外来で門前払いされるような患者がER(救急救命室)を外来代わりに使うようになり、ERは場合によっては7〜8時間待たないと医師に診てもらえない。しかもそれだけ待って受けられる医療は日本の<3時間待ち3分診療>をはるかに下回るという…


そのためERには行きたくないというアメリカ人は少ないというが、ドラマや映画では知ることのできない医療の問題点は少なくないようである。。





「劇場版コード・ブルー」は7月公開。こちらはかなり楽しみである。



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