残高 お坊さんみたいな 花に思う
本日は天候不順。
朝方、空が暗転して大粒の雨が降り始め、やがて強雨へ。
夕方には晴れ間も見えたが夜半には再び雨模様。
明日は念願の雄島参りである。
天候も概ね良好のようで一安心。
京都府に補助金を申請することになり20年以上しまい込んでいた護持会の通帳を取り出した。
何気なく残高を観たら…
数字がズラッと並んでいる
イチ、ジュウ、ヒャク、セン、マン、ジュウマン…ヒャクマン…イッセンマン…!
一千万以上の残高が!
よくよく見たら金額の横に店番の数字3桁が併記されていて
残高は1万円ほどでしたとさ…
先日、知人に羅漢果のエキスの入った飲み物を御馳走になった。
考えてみると“羅漢”とはお坊さんのことではないか。
薬効のある果実なので聖人(羅漢)という名前になったという説と果実の形がお坊さんの頭に似ているからという説があるそうな。私は多分後者だと思う。本当にそっくりである。
この時期、車で走っていると色とりどりの花が道端に咲いている。
よく見かけるのは白いマーガレットのような花と黄色いコスモスの仲間。
多分どちらもキク科であるが優しそうでいて丈夫な植物である。
花をみていて感じるのはそのひたむきさであろうか。
自分のいるのはこんな陽当たりの悪い場所だとか、ガードレールが邪魔だなどとはさらさらない。他と比べることもない。
綺麗な姿や香りを誇るでもなく、恩着せがましく見返るを求めるでもなく
どんな条件の場所でもただ黙って一生懸命に咲いている。
「一生懸命」というのもどこかピンとこない。
花にはそもそも「がんばっている」という力みのようなものがない。
花の奥にある自然の大きな力が溢れ出ているようである。
その力は無限であり、全てとつながっているようにも感じる。
花は自分の置かれた場所でひたすら咲いている。
その姿に心が打たれる時がある。
そんな心境になれたらいいなと思うことがある。
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