酷暑 伝説のジャズダンサー 知られざる鉄
本日も酷熱の1日。
書斎に座っていると前にある摺りガラスを通して入ってくる外の明るさ(暑さ)が尋常でない。
夕方になって本日は舞鶴が全国1位の暑さとのニュース。暑いはずである…
知り合いに電話したら既に2回も熱中症になったとこと。
なんとかお盆までにこの酷暑がマシになりますように。
時々、子供の頃のことを思い出す。
5歳くらいの時に祇園祭に連れて行ってもらった記憶がある。そしてとても暑い日であった記憶があるが、今思い返せば精々30度ほどの暑さであったにちがいない。
その時の暑さを夢のように思い返すことがある。
酷暑の一方で太陽の活動が低下していることが所々で報じられている。一説には既に氷河期に入っているとも。
これからこの地球にどんな変化が訪れるのだろうか。
動画で名倉加代子さんという70歳のジャズダンサーの動きをみて思わず見入ってしまった。
ジャズダンスというのは全く知見のない分野だが『本質的な動き』のようなものを感じる。
仏事に花はつきものである。
もうじきお盆だが沢山の花を調達しないといけない。
田舎の古い墓地は何十と墓石があるのでなかなか大変である。
イランのシャニダール洞窟から発見されたネアンデルタール人の遺骨のそばから大量の花粉が見つかった。このことから死者に花を手向けたのではないか、現代人の葬儀に近い意識もあったのではないかという説がある。
(花が薬草であったという説、ネズミが花粉を集めたという説もある)
最近、気になっているのは、日本の古墳では朱(赤)が多様されることである。
赤(朱)からは血液や太陽などを連想することから死者の再生を願ったものなのかもしれない。
ネアンデルタール人が埋葬に使ったのは赤い花だったのではないか…と考えてみた。
知られざる鉄の科学 人類とともに時代を創った鉄のすべてを解き明かす (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 齋藤勝裕
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/02/16
- メディア: Kindle版
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斎藤勝裕「知られざる鉄の科学」をパラ読み中。
インドのデリー郊外に「チャンドラバルマンの鉄塔」と呼ばれる鉄塔が立っている。直径44センチ高さ7メートルの鉄塔は1600年前に作られたとされるが長年雨風にさらされながら錆びていない。
腐食しやすい鉄製品が屋外におかれたまま腐食していないというのは実に不思議である。
本書は鉄に関する情報の集大成である。
歴史を学んでいると時々金属に関する話題にぶつかるが、ある程度の科学的知識がないと理解が及ばない気がして本書を読んでいる。
私たちが考えている以上に古代、中世では冶金の技術が重用されていたらしい。
製鉄には膨大な木材資源が必要となる。
有名なヤマタノオロチの伝説は製鉄のために大量の森林が伐採されはげ山となった山林が洪水を繰り返したことを伝説化したという。
鉄の性質といわれて連想するのは<硬い><重い>であろうか。
化学的にみた鉄は<酸化されやすい>という性質がある。
鉄が酸化(酸素を吸収)したことで大気中の酸素が減り我々好気性生物が生存できる程度の環境が作られたという。
鉄は生命の恩人なのである。
酷暑もしばらく続きそうである。しばらく読書の時間が増えそうである。
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