そうめんペペロンチーノ風 郵政からの物体X
毎年この時期はそうめんの頂きものがあるが、だんだんめんつゆで食べるのに飽きてくる。
気分転換に“そうめんペペロンチーノ風”というのを時々作る。
フライパンにオリーブオイルを入れて軽く温め、みじん切りにしたニンニクを軽く色づくまで炒める。
やや弱めの火で丁寧に炒める。みじん切りにしたニンニクは大きさにばらつきがあるので細かいニンニクは焦げやすいので注意しないといけない。
ゆであがったそうめんの水分をよく切りフライパンのなかへ。
軽く炒めて油がなじんだら味付けは塩コショウ、醤油、ごま油少々、一味など。麺によく絡むようにオリーブオイルはやや多めが良い。
お好みで日本酒やめんつゆなどを少量加えても美味しい。
調理時間も短く適度のこってり感と適度あっさり感のバランスが良いと思う。
色取りに小口ネギ、ゴマ、ノリなどもあうと思うが私はシンプルなのが一番おいしいと思う。
そうめんがフライパンにこびりつくのが難点だが少し時間がたつと焦げた部分が余熱でパリパリになる。少々行儀悪いがこれをフライ返しなどでそぎ落して食べるのも美味しかったりする。
好奇心は危険である。
檀家さんの家へお参りにいくと額や軸が掛かっていることが多いが、うっかり「これは何という字かな?」とか注視してしまうと…檀家さんに
「この額(軸)は何と読むんですかね?」
と聞かれたりする。
こういう場合、スラスラ読めるほどの教養もないので
「…さあ」と半笑いで誤魔化すしかない。
なので額や軸はあってなきが如く、スルーするのが上策である…と自分に言い聞かせている。
遠くの檀家さんが郵便為替で財施を送って下さったので郵便局へ換金に行った。お金を受け取って立ち去ろうとすると…
窓口の横に何やら肌色の物体が置かれている。
思わず注視…
そばの説明板には乳がんの発見方法が書かれている。
しばらく考えて、その肌色の物体が乳房の模型であることが分かった。
乳頭部がわざと作ってないので正体不明の肌色の塊にしかみえない。
すかさず受付の女性が乳がんを初期で発見するための方法について説明を始める。
そういえば郵便局でパンフを配ったり、ポスターを掲示して告知するというサービスがあったのを思い出した。そういう事業の一環なのだろう。
乳がんの説明が続くので
「男性にも乳がんはありますからね」
などといつもの癖で適当な相槌をいれてしまう
ふと感じるやばい予感…
もしかして…
もしかして…
「是非、さわってみてください」
やっぱりそうきたか
多分、この乳房の模型を触るとなかに“しこりみたいなもの”を感じる仕組みなのであろう。
しかし…いくら『乳がんの予防医学的広報の一環』とはいえ郵便局の窓口で触らせますかね…
女性だったらまだいいですが、男は困るんですけど。
女性だってすごいイケメンの局員さんに「触ってください」とか言われたら嫌なのじゃないだろうか。
どんな顔して触るのか?とかどんな感想を言えばいいのかとか?
心なしか他の局員さん(全員女性)もこちらを注視している気配…
どんどんしんどい空気になってきてあわてて逃げるように退散した。
後で思い返して反省しました。
自分はまだまだ器がちっちゃいなと…
だがとりあえず見慣れない物体Xはスルーが基本と肝に銘じることにした。
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